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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

ファッションの醍醐味を味わえる。いま、ジャンプスーツを着るべき理由。

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

着ず嫌いはもったいない! 一度ハマれば使い勝手抜群

FORZA STYLE編集長・干場義雅による連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して「スタクリ」。イマドキな大人の男にオススメするマチガイのないアイテム、つまりは鉄板アイテムをご紹介する企画です。第5回目となる今回は、ジャンプスーツです。

ジャンプスーツ、いわゆるツナギですが、大人のファッションアイテムとしては、縁遠い印象を持たれる方が多いかと。とはいえ、往年のアメカジスタイルが再び人気の今、意外にありなのかも!?  

「こんなに便利なアイテムってないですよ! その魅力に長らく気づかず、最近になってようやく目覚めたんです。なにせ、下に着るTシャツとシューズを選ぶだけで、コーデが完成してしまうんですから」

薄着のシーズンにありがちな物足りなさも、ジャンプスーツなら解消できるとか。

「上下の揃い感がオシャレに見えるのは、以前ご紹介したセットアップで実証済み。ジャンプスーツの場合は、さらに上下のシルエットバランスを考える必要がないので、もっと楽チンといえます」

とはいえ、ジャンプスーツに不慣れな方は多いはず。上手に着こなすためのポイントは?

「避けたいのは作業着に見えること。そのためには、ジャンプスーツそのもののシルエットに気を配りたいところ。今回着ているのは、パンツ部分が細身のテーパードになったもの。いわゆるアメカジ的なツナギとは違って、とてもスタイリッシュです」

野暮ったく見せないことが大事でありつつも、無くしてはいけないのがオトコらしさ。

「胸ポケットはパッチ&フラップといって、ミリタリーを感じさせるデザインになっています。その他、腕まくりやゴツめの腕時計、サングラスなどで、あくまでオトコらしい雰囲気を演出したいところです」

そのポイントを、今回はモデルの着用姿のみでご紹介。その細部をチェックしてゆくと、確かに大人ファッションにおいてジャンプスーツはかなり使えるアイテムみたいです。

「干場編集長のスタイルクリニック」はYouTubeとの連動企画になっています。動画でさらに詳しく解説しているので、そちらも是非チェックを!

 

FIXER/フィクサー

ほら、意外にありだと思いませんか?

ジャンプスーツ9万3500円/フィクサー(アルト エ デリット)

Tシャツ2万4200円/フィクサー(アルト エ デリット)、ブレスレット42万9000円/ダミアーニ(ダミアーニ 銀座タワー)、サングラス参考商品/レイバン(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ブライトリングの腕時計、エルメスのサンダルはともに干場編集長私物(販売終了のため、問い合わせはご遠慮ください)

ポケットなどにジャンプスーツらしいオトコらしさを残しつつも、全体のシルエットは細身でスタイリッシュ。「ジャンプスーツで細身だと、屈んだ時に窮屈に感じがち。でも、この1着にはストレッチを効かせたナイロン生地が使われているので、着心地も楽チンです」。ベルトによってウエストマークすることで、ツナギでありがちなメリハリのなさも感じさせません。

脱いでもスゴイ! を地でゆくアイテムです

上半身を脱いで腰巻きにする着方が楽しめるのも、ジャンプスーツの醍醐味。「この場合は、袖の部分でラフに結び、むしろ作業着感を出すのがポイント」。まるでトップガンのマーヴェリックのような、オトコらしい雰囲気になります。

マチ付きのパッチ&フラップポケット。「ミリタリーウェアでよく見られる仕様とあって、オトコらしさをアピールするにはうってつけです」

袖の内部には、腕まくり用のタブが。「ベルト付きとはいえ、長袖状態ではやはりメリハリ感が乏しいので、腕まくりする方がオススメです」

ベルトをしっかりと締める必要はありませんが、あるだけでウエストの位置が明確化され、シルエットにメリハリが。「実質上下が繋がっていても、ベルトにより区切りができて、ツナギでありがちなのっぺり感が出ません」

パンツ部分のバックポケットも、パッチ&フラップを採用。「細身なので、ポケットの位置が下になり過ぎません。オーバーサイズのツナギだと、位置が下がってダラけて見えてしまいますから」

干場編集長アドバイス①「サングラス」

サングラスは空つながりで選ぶべし

ジャンプスーツとは、そもそもパラシュート部隊のユニフォーム。となれば、空軍由来のティアドロップサングラスが似合うのは当然かと。「ミリタリーグリーンのジャンプスーツと合わせると、さすがにコスプレに。都会的なブラックなら、洗練さを以ってしてオトコらしさを楽しめます」

干場編集長アドバイス②「時計」

腕時計もせっかくなら空つながりで

ジャンプスーツに合わせてサングラスを空軍由来のディアドロップで合わせるなら、もちろん腕時計も。ブライトリングの3ダイヤルクロノグラフで、手元においてもオトコらしく。「それでいてちゃんと高級感を示してくれるのがブライトリング。モノトーンを選ぶことで、あくまでも都会目線を意識」

干場編集長アドバイス③「サンダル」

一方で、足元ではこの季節らしいヌケ感を

スニーカーでも良いですが、あえてレザーサンダルで抜け感を。「ジャンプスーツだけでも十分キャラが立っているので、足元では抜け感を意識するのが正解。あまりキメ過ぎると、味濃く見えますから。上半身のオトコらしさ演出も、これにより程よく中和されます」

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
アルト エ デリット 052-253-7718
ダミアーニ 銀座タワー 03-5537-3336
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 0120-990-307



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