さて、本題に入りますが、相談者さんと同じような状況で、結婚後に妻の整形を知り、「こんな筈じゃなかった!」と離婚届を突きつける旦那さんもいる中で、個人的に愛を感じました。
まだ生まれて来ていないお子さんの容姿に対して、あれやこれやと心配するより、まずは母子ともに健康で出産していただきたいですね。
私も相談者さんと同じ意見で、もう整形は済んでいることなので、ここは知恵をしぼって奥様に安心してもらうことが重要なのかもしれません。
人間って、意外と他人には興味無いんですよ。
だから、奥様が思うほど他人の顔は見ていないし、一番気にしてしまうのは自分なんですよね。
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また、子供の顔というのは、生まれた頃〜幼少期〜成長期と変化しますし、隔世遺伝もありますし、一重だったからといって、整形を疑われたりもないと思います。
骨切りして、鼻にプロテーゼ、目頭切開など、原型跡形も無くガッツリお直しされていて、となると面影も無くなってしまうかもしれませんが。
切開しない埋没法とかボトックスあたりのプチ整形だと、微調整の誤差にしかならないと思います。
そして、万が一、誰にも似つかない子が生まれたとしても、「整形がバレてしまうかも!」「不倫と思われたらどうしよう!」と焦らないこと。
ここはチーム戦で、奥様の親御さんなどに「貴女の子供の頃にそっくりね!」と援護してもらって、周りの堀から固めるという心理戦はどうでしょう(笑)。
ちょっと冗談めいてしまいましたが、どんな子供が生まれたとしても、二人の子供なのですから、愛情をかけて育ててあげてください。
そして、誰にだってコンプレックスはあると思いますが、そのコンプレックスは他人にとっては個性として魅力的に映っていたり。
自分を愛せるか、憎いと思うのかは自分次第というのがあります。
整形によって、理想の自分を手に入れて満足して生きることも良いと思いますし、コンプレックスまでも愛せる自分になることも出来ます。
奥様は、自分のコンプレックスを整形によって作り替えてしまいましたが、そのありのままを愛せる生き方をしていたら、また違った人生になっていたかもしれませんね。
ご家族の幸せを心よりお祈りしております。失礼いたします。
【プロフィール】
大学卒業後、北新地にある老舗ジャズクラブ「jazz&bar96」で修行をし上京。会社勤めと音楽活動を軸に、自己の恋愛遍歴を活かしたユニークな執筆活動をおこなう。講談社FORZA STYLE『悪用禁止! 媚薬JAZZの聴かせ方』、『大人の純喫茶ぺぺ』を連載。著書『恋に聴くJAZZ』(2018)を出版。現在は、柔術道場「CARPE DIEM BJJ 芦屋」の女将として日々奮闘中。
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