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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 柔術女将のお悩み相談

子供を愛せるか自信がない。妊娠後に発覚、美人の妻は「整形」だった。

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皆さん はじめまして。PEPEと申します。会社員、ジャズ歌手を経て、現在は男だらけの柔術道場の女将として、人生賭けているオンナです。

寝技主体の格闘技と聞いて思い浮かぶような、荒っぽさや汗臭さをイメージされる方も多いのではないでしょうか。私自身も格闘技とはまったく無縁の人生を歩んできた訳ですが、紆余曲折。

当時、柔術界で神の階級ともいわれる最激戦区ライト級の世界大会で準優勝し、日本人最高位を取得した柔術家の岩崎正寛氏と結婚し、コロナ禍もあいまって生活は一変。

今では数名のお弟子さんを抱える柔術道場の裏方として日々走り回り、道場経営のサポートから経理に広報、動画撮影やHP制作まで携わっています。時には、若いお弟子さんのお世話や人生相談まで。

人間万事塞翁が馬とはいいますが、そんな波乱万丈でユニークな私の人生相談。

まだまだ未熟者ではありますが、チラリとお付き合いいただけたら幸いです。

★★★

さて、本日のお客様は、

結婚して1年半、妊娠中の妻が「私は整形してるの」とカミングアウトしてきました。

一重だった目を、二重にして、頬と顎にボトックスを打っているらしく。彼女曰く、「私の昔の顔に似ている子が産まれたらどうしよう。子供を愛せるか自信が無い」とのこと。

私は生まれて来る子供がどんな顔でも愛せますが、彼女の不安をどう癒してあげれば良いでしょうか。

——つぶやき小次郎 会社経営(34)

つぶやき小次郎さん、ご相談ありがとうございます。

容姿に関わることって、とっても繊細なテーマですね。

美容整形先進国の韓国では、子供が似てない問題で、子供を連れて歩きたくないやら、子供を愛せるやら愛せないやら、既に社会問題にもなってるという話も聞いたことがあります。


©︎gettyimages

ひと昔前では、整形している人に対しての偏見の目もあったかもしれませんが、日本では随分とオープンになりましたし、男女共にお化粧の延長でプチ整形をしてる人も多いですよね。

今や、鼻に「鼻パテ」という粘土で細工して、「いきなり鼻を外してみた!」というYoutubeまで登場。世間に衝撃を与えました(笑)。



そういった整形級のお化粧もあったり、SNSの加工フィルターなど、何が本物で何が作り物なのかも見極めが難しい時代になりましたよね。

勿論、持って生まれた容姿を大事に生きることも、自分の好きな容姿を手に入れて生きることも、それは個人の選択の自由で何も悪くないですし、最終的には自己責任だと思います。

ですが今回のように、出産にあたってご家族を巻き込む話となると、奥様にとっては別の角度でのお悩みになるかもしれませんね。


そういえば、港区界隈を徘徊していると、お母様が美人すぎて目に止まり、その子供が全然似てないことに少し違和感を感じたことが何度かありました。

その時は、「お父さんに似てるのかな?」としか思わなかったのですが、「整形」という新種の答えもあったのですね。


通りすがりの他人からすると、「お父さん似かな?」で心の中の質疑応答が終了するのですが、ご本人からすると、近しいママ友とかお義母さんとか、色んな人間の目が気になって、「バレるかも」と不安になってしまうのかもしれませんね。


特に、幼少期に自分の容姿のことで嫌がらせをされたり、心無いことを言われたりすると、「子供も自分と同じように嫌な思いをしないかな」と、過去をフラッシュバックして辛くなってしまいますよね。

なかなか言い出しにくい話を、本当は黙っていても良かったのに、勇気ある告白だったと思います。



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