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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「あまりに綺麗で…」専業主婦のもとに突然現れた年下男性。彼は天使? それともペテン師?

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

「すみません。あまりにも綺麗で見とれていました」

専業主婦としてのパターン化した日々に飽き飽きしていたさとみ(仮名)は、行きつけのカフェでこう声をかけられ、胸が高鳴った……。

前編はこちら


※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

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綺麗? 見とれた?

久しぶりに言われた賛辞に不覚にも胸がときめいた。しかしそんな気持ちを悟られまいと敢えて口角を少しだけ上げて微笑み、余裕のある大人の女性を演じた。

その翌週、同じ席に座っていると、また彼がカフェにやってきた。目が合うと彼はぺこりと頭を下げ、さとみが少し微笑んで会釈すると、隣の席に腰を下ろした。

さとみはわざと本に目を向け関心のないフリをし、その横で彼は無言でコーヒーを飲んでいる。しばらくすると「あっ!」と彼が声を上げた。

「どうかしました?」と声をかけると「財布を忘れた」と彼は言った。

「店内を覗くとあなたがいて、何も考えずに店に入ってしまいました」



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