〈後編〉【期間限定の｢お引っ越し不倫｣】出会いは地元系アプリ。ごく普通の主婦がのめり込んだのは…

夫の栄転に伴う引っ越しのタイミングで、不要品を引き取ってくれる相手を探していた蘭。複数人とのやりとりも面倒かと、全てをまとめて引き取ってくれるという男性にコンタクトを取ったが……
※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

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＜こんにちは、メッセージありがとうございます。一括で引き取って貰えるとのことですが、軽トラに積むのもお任せしていいのでしょうか？ いつ頃お越しいただけそうでしょうか？＞

数分後、すぐに返信が来る。

＜はい、自分はリサイクルショップの経営をしています！ なので、引き取った家電や家具は修理や清掃をして販売する予定です。プロなので１人で全て回収できますし、積み込むのもできます。お時間は早ければ明日、来週もどの日でもOKです。＞

＜であれば、是非明日お願いしたいです。プロの方なら安心ですね、写真通り古いものですがご活用いただければ幸いです。＞

なるほど、こうやって不用品を集めてやる業者もいるんだな、確かに効率いいな、と蘭は感心していた。これで不用品業者にお金を払わずに済むな、とお得な気持ちにもなっていた。

翌日、引き取りの時間になり、“リョウ”がやってきた。