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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

SUVとMPVのいいとこどり!新型BMW2シリーズ・アクティブ・ツアラーの存在感がハンパない

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

エンジン車からPHEVまで、充実のラインナップで登場

BMWから2世代目となる2シリーズのMPV(マルチ・パーパス・ビークルの略)新型アクティブ・ツアラーが発売されました。新型の特徴を3つ挙げるなら、室内空間は小型ミニバンのユーティリティ、エクステリアデザインはSUVちっくなクロスオーバー、走りはBMWのスポーツ性能そのものといった感じ。利便性、ファッション性、趣向性と3拍子揃った感があります。

新世代BMWを象徴する八角形を輪郭とした大きなキドニーグリルがこれほど似合うモデルはないかもしれません。初代モデルは走りこそBMWらしかったものの、やはりデザインにダイナミズムが欠けていました。生粋のBMWファンから見れば薄味。しかし、手頃な価格と相まって、国産車からの乗換え組には好印象。結果的に新たなユーザーを広く獲得することに貢献しました。

新型アクティブ・ツアラーの初期導入モデルはガソリンの1.5L直3ターボとディーゼルの2L直4ターボ搭載車から始まります。追って、48Vマイルドハイブリッド、そしてPHEVと電動化モデルが投入されます。よって、純粋にエンジン車がよければ即買ってもOK。電動化モデルがよければ購入時期までタ少しイムラグがある……というモデルになります。以下、ローンチモデルのスペックです。

【BMW 218i / 218d Active Tourer】
ボディサイズ:全長4385mm×全幅1825×全高1580mm
ホイールベース:2670mm
ガソリン車:1.5L直列3気筒ターボ
最高出力156ps(115kW)/ 5000rpm、最大トルク230Nm / 1500-4600rpm
ディーゼル車:2L直列4気筒ターボ
最高出力150ps(110kW)/ 4000rpm、最大トルク360Nm / 1500-2500rpm
トランスミッション:7速DCT
価格:ガソリン車418万円~ / ディーゼル車447万円~

欧州市場全体で見れば人気薄なMPVですが、電動化したパワーユニットの展開からもわかるようにBMWは本気で造り込んできました。第一印象は件のキドニーグリルに目を奪われますが、空力特性を改善するためフロントボトムの開口部には10段階に作用するアクティブ・エア・フラップ・コントロール・システムを搭載。また、両サイドのエア・カーテン、ドア・ハンドル、リアのエア・ディフレクターなど改善。MPVのネガとなる空力特性と音響快適性(車内への侵入音など)を最適化しています。



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