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なんでわざわざだけど、左ハンドル車を上手に運転する3つのコツ

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

近年は輸入車であっても、国内で販売されるほとんどのモデルで右ハンドルの設定となっていて、街中で左ハンドル車を見かけることは、以前よりもだいぶ少なくなりました。輸入車メーカーが、きちんと日本の道路事情を考慮し、右ハンドル車をラインナップしているおかげです。

とはいえ、欧米の旧車を狙っている人にとっては左ハンドルしか選択肢がなかったりもします。また、往時のステイスタスを求め、左ハンドルを、という方も。いずれにせよ、いざというときに備え、右側通行の日本で、左ハンドル車を上手に運転するコツをご紹介します。

 

■難しいと感じるのは経験が少ないだけ

当たり前ですが、左ハンドル車と右ハンドル車の違いは、運転席と助手席の位置が左右反転していること、たったこれだけです。しかし、左ハンドルの経験のないドライバーにとって、左ハンドル車は、右ハンドル車と全く異なる景色のように感じられます。

慣れない左ハンドル車は、運転しづらくてあたりまえ 右ハンドル車よりも弱点は多いが、慣れの部分も大きい

左ハンドル車を運転すると、右折や車線変更の際、右ハンドル車では無意識で確認していた部分が死角となる場合があります。また、ウィンカーとワイパーが反対になっていたり、シフトノブや、エアコン、オーディオのスイッチも、右ハンドル車とは逆の手で操作することになり、その間ハンドルを持つ手も、いつもと逆になります。

この違いをできる限り抑える運転を心掛ければ、左ハンドル車であっても、右ハンドル車と同じように運転することができます。以下でそのポイントをご紹介しましょう。



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