人間工学に基づいた履き心地の良いサンダルは、唯一無二のアートなフォルム
靴職人マイスターのミヒャエル・エーラーとシューズデザイナーのアンジェラ・シュピーツによって1992年にドイツで誕生したシューズブランドtrippen(トリッペン)が、サステナビリティを実現したプロジェクト「t-Project」を今シーズンスタート。このプロジェクトの第一号モデル「Kismet」ほか、注目のサンダルをピックアップしました。
より環境にやさしい未来への可能性を追求したサンダル
プロジェクト「t-Project」は、“ヴィーガン、プラスチックフリー、リサイクル”に取り組むためのトリッペンの実験的なラボ。トリッペンが長きにわたって、いつかリサイクルすることを約束して収集した使用済みの靴やB品のソールなどを使用して実現したのが、サンダルのニューモデル「Kismet」です。
「Kismet」のアッパーと中底は、収集された大きめのレザーを⾧方形に切り取り、ストライプ状に接着して、サンダル用の新しいパーツを作成。さらに、植物性または金属を含まないタンニンなめし革の⾧所を生かし、サンディング(下処理)を加えて深い色味を出しています。
フットベッドはリサイクルペットボトルから作られたフェルト製で、ソールは、使用済みの靴やB品質のソールの顆粒を再利用しています。トリッペンが取り組む、パーツの互換性から生まれた自然な形のサンダルです。
春夏のテーマ「focus(フォーカス)」から生まれたニューモデル
今季のニューモデル「Gordian」は、甲の部分が編み込まれたスリッポンサンダル。アッパーとフットベッドの色のコントラストが楽しめます。
モデル「Fez」は、ダイナミックなフォルムのユニセックスサンダル。かかとにベルクロストラップが付いた内側のセクションと、2つ目のベルクロストラップがデザインアクセントになっていて、この2つのベルクロ留め具によりアッパーが調整できます。
クラシックなクロスストラップが特徴のシンプルなトングサンダル「Alex」。柔らかいフットベッドが快適な履き心地をもたらします。
2000年にリリースされ、ロングセラーを続けるシンプルな木底のトングサンダル「Fred」。素足に木の感触が新鮮で、軍パンやショーツとも新しいスタイリングを生み出します。
【問い合わせ】
トリッペン原宿店
03-3478-2255
「t-Project」
公式サイト