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LIFESTYLE 夫婦関係修復レッスン

【詳しく解説】<Lesson4>仲がいい夫婦の「相手が喜ぶ返事の仕方」とは?

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愛し合って結婚したはずなのに、いつからかギスギスしはじめた夫婦仲。その原因はひとつではなく、ほんの些細なことの積み重ねだったりする……。「大丈夫、ちょっとした心がけ、話し方で夫婦の関係は改善していきます」作家・心理カウンセラーとして活躍する五百田達成氏が、サラリーマンとしての実体験と豊富なカウンセリング実績を活かし、夫婦間コミュニケーションに関する実践的アドバイスを伝授する。

「今日忙しくて、夕飯手抜きになっちゃった」
「一生懸命やろうとするからいけないんだよ。簡単なものでいいし」
「......」

「今日、ランチ食べ損ねちゃってさ。午後の会議、腹減ってキツかったー」
「無理してでも食事だけはちゃんととったほうがいいよ」
「......」


夫婦の間で話されるちょっとした愚痴や悩み事。返事したほうには悪気はない。でも返事されたほうはなんだかムッとする。これもまたありがちなパターンです。

なぜムッとしてしまうかというと、返事が「アドバイス」になっているから。

アドバイスというと聞こえはいいですが、実際は「考えの押しつけ」であったり、上から目線の指図だったりします。

人は基本、頼んでいないアドバイスをされると、「わかってるよ!」と嫌悪感を覚える、と思っておくべき。ちなみにこの場合の正解は「大変だったね」「腹ぺこのまま会議はキツいねー」などの共感を示す受け答えです。

長年一緒にいる気心の知れた夫婦ほど、つい相手にアドバイスをしたくなるかもしれません。よかれと思って。親身になろうとして。でもそれらはすべて「圧」「ノイズ」にな る場合も多いのです。

「何かいい方法ないかな?」
「どうしたらいいと思う?」

相手がこのように「アドバイスをください」と明確に意志表示してきて初めて、ようやくひと言ふた言アドバイスするぐらいでいいでしょう。



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