爆買いしたあの頃とは違う! パックTもワンランク上を行かないと!
第468回目は、アー・ペー・セーのパックTです。
アメカジ世代のFORZARの中には、デイリーな無地T=パックTという方も多いはず。薄いジップ付きのポリパックに2,3枚のTシャツが詰められた数千円の品に、時が経った今でもパックTと聞くだけで疼いてしまいますよね。そんな皆様の食指が動いてしまうパックTが登場。それが、「アー・ペー・セー」の日本限定販売となる新定番であります。
1987年に創業したアー・ペー・セーは、フレンチスタイルに定評のある人気ブランド。シーン問わずに使えるシンプルなデザインで好評を獲得し、老若男女問わずに広く愛されています。同ブランドとパックTが好相性なのも頷けるかと。で、去る4月に登場したのが、2枚1セットのコチラ。
今どきなルーズシルエットの本作は、肌触りの良いコットンを採用し着心地抜群。程よく肉厚な生地感なので、丈夫で透けにくい仕上がりも見どころです。裾に小さくA.P.C.をあしらい、さり気ないアピールにもってこい。コーデの汎用性は言わずもがな、1枚でもサラリと旬な装いを演出できる優れモノです。
パックTと聞くとチープな印象がありますが、そのチープさこそが魅力でもあります。とは言え、やっぱりあの頃から数十年も経っているんですから、素材やシルエットにもこだわりたいところ。そんな意味でも、本作はワンランク上の楽しみを提供してくれますよ。
適度に襟幅を持たせたクルーネックは、使い勝手よし。しっとりとした風合い以上のタフさゆえ、ガシガシ使っても長く愛用できます。
裾の左下部分にエンブロイダリーロゴが鎮座。無地をベースとしつつもいわゆる無地Tとは一線を画すアク足しもありがたいポイント。
展開するカラバリは、ホワイトとブラックの2色。ブラックのロゴ刺繍は敢えて同色を使用し、ホワイト以上にシンプルなデザインに。上質な素材感や旬なシルエットから一見するとパックTとは思えない仕上がりですから、会話にも花が咲くかも。
当然パッキングは薄いビニールパックではありません。オリジナルのクラフトバッグに梱包され、まさにワンランク上。ホワイト2枚1セット、ブラック2枚1セット、ホワイトとブラックを1枚ずつセットになった3パターンのラインナップです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
アー・ペー・セー カスタマーサービス 0120-500-990