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来週あたりから?梅雨に車の運転で気をつけること

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■タイヤの溝が1.6ミリ未満になったら即交換を

タイヤのケアはこの時期に限らず、一年中行なうべきカーメンテナンスですが、特に雨が多い時期は、ハンドルやブレーキがコントロール不能となる、ハイドロプレーニング現象の原因になるため、注意が必要です。

新品タイヤの溝は8ミリ程度ありますが、走行するにつれ徐々にすり減っていき、残りの溝の深さが1.6ミリになると、スリップサインが現れます。タイヤの溝が1.6ミリ未満(乗用車の場合)は道路交通法で装着および使用が禁止されており、もし1箇所でもスリップサインが出てしまったら、車検は通りません。

「タイヤは生もの」といわれます。残り溝だけでなく、5年以上経過したタイヤは交換するようにしてください

また、タイヤで気を付けなければならないのは、溝の深さだけではありません。タイヤはゴムでできているために劣化しやすく、劣化によりカチカチになったタイヤは、グリップ力が低下(ブレーキやハンドリングに影響)し、大変危険。劣化による変化は徐々に進むため、毎日クルマに乗っているオーナーだと気づきにくいものですが、新品タイヤとは歴然の差。残り溝があったとしても、新品からの使用開始後5年が経過したタイヤは交換するようにしてください。

 

■こまめな洗車と丁寧な拭き上げが、カーケアの基本!!

カーケアの基本は「洗車」です。「雨でボディの汚れは流れるし洗車は不要」 「洗車してもすぐに雨が降るから勿体ない」という方もいますが、汚れを付着させたままにしておくと、ボディの塗装面を痛める原因となります。

汚れを付着させたままにしておくことは、ボディの塗装面を痛める原因に

特に梅雨の時期に気を付けてほしいのは、クルマが跳ね上げた水分です。クルマが跳ね上げた水分の中には、油分や花粉、黄砂、ホコリ、小さな虫のような不純物が含まれており、放置をすることで塗装面を痛めてしまいます。ガラスコーティング等をしていれば、汚れの付き具合は少なくはなりますが、まったく汚れないわけではないため、付着した汚れはこまめに洗い流すように推奨されています。

出来れば、雨が降るたびに洗車をして、丁寧に拭き上げをしておくことができればよいですが、雨が多い時期にそんなことは無理(筆者も無理です)。「汚れてきたな」と思ったら、さっと水洗いをして、丁寧に拭き上げ、次の雨に備えておくことが大切です。

 

■まとめ

毎日クルマを使用していても、運転しているだけでは、クルマ外側の変化にはなかなか気づきにくいものですが、洗車をすることで、ボディやフロントガラスの汚れ具合や、ワイパーやタイヤの状態など、クルマのこまかな状態を確認でき、早めの対策をすることができます。

愛車をきれいに維持することは、乗り換える際のリセールにも影響してきます。ぜひ愛車を大切にして、豊かなカーライフを楽しんでください。

TEXT:Kenichi Yoshikawa
PHOTO:Adobe Stock
EDIT:Takashi Ogiyama



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