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LIFESTYLE 女たちの事件簿〜沢木文の【婚外恋愛ファイル】

【後編】モテない女は不幸だ。「かわいい」の呪縛に囚われた、あるママの末路。

ライター・沢木文が、コロナ禍中でも花開く、婚外恋愛のリアルについて紹介する。

前編はこちら

「大学の同級生がマッチングアプリをやっていたんです。そして彼女が『有希もやったらモテると思うよ』と言うので、顔半分をハートで隠した写真を上げて登録してみたんです。すると、ありえないくらいのイイネの嵐。そばで見ていた友人は『やっぱりかわいい子がモテるんだな~』と言っていました」


©︎gettyimages

その日は、通知が鳴りまくり電池が持たないんじゃないかと思うほどだったという。

「私にイイネしている男性のスペックを見ると、年収1千万円、大企業勤務、デートは男性が全額払う、タワマンに住んでいるなどのハイスペックな男性がいっぱいでした。しかも、みんなそれなりのイケメンなんです。いいと思った人は、すぐにLINEを交換し片っ端から会いました」

マッチングアプリは、結婚を前提にしていなければ、とてもラクな出会いのシステムだ。相手の人柄も見なくてもいいし、おいしい食事をご馳走になって、ちやほやされて帰るだけだ。

「といっても、実際に会うとどの男性もやっぱりクセがあるんですよ。皆さん顔はまあまあなんですが、バラの花束を持ってきた40歳の会社経営者、ドライブデートを断ったのにクルマで来て乗せたがる38歳の自営業者など変わった人だらけでした」

有希さんは、彼らが欲望を持つところを見ては、自尊心が満たされていたという。

「“この人、私とヤりたいんだろうな”と思いながら、デートをしていて“そろそろ来るぞ”と思ったら、向こうから来たときの“かかった!”という感じが好きなんです」


©︎gettyimages

男性たちはどのように“来る”のだろうか。

「来る人は、最初から私のことを“有希ちゃん”と呼び、やたら褒めてくる。そして帰り際に手を握ってきたり、腰を引き寄せてきたりするんです。そこをするっと抜けて、また会いましょうと言って別れ、帰りの電車でマッチングアプリとLINEをブロックします」

いきなりブロックされた男性の感情は気にしないという。

「私は女として認められたいんです。自分が今まで愛されるためにしてきたことは、間違っていないと感じたいんです」



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