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ライバルはランボルギーニ!ハンドリングbyロータスのSUVエレトレとは何者か?

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

2022年3月29日(英国時間)にイギリスの名門自動車メーカーであるロータスが発表した、オールエレクトリックのSUV「エレトレ」。これまでスポーツカーに特化してきたロータスが開発した、初のクロスオーバーSUVだ。

名門ロータスが作るバッテリーEV(以下BEV)は、どんなSUVに仕上がっているのか、コードネーム「Type132」こと、エレトレの詳細をご紹介しよう。

 

■0-100km加速3秒以下のハイパーバッテリーSUV

ロータスによると、今回の「エレトレ」は最新のピュアガソリンエンジン車「ロータス・エミーラ」の魂と、BEVハイパーカー「ロータス・エヴァイヤ」のエアロダイナミクスを取り入れた、「ハイパーSUV」として開発されたという。エヴァイヤは130台限定販売の、4モーターで最大出力2000ps、最大トルク1700Nmという怪物BEVだ。そのエヴァイヤのスペックを落とし製品としてまとめ上げたのが、この「エレトレ」ということになる。

ボディサイズは、全長5103×全幅2135×全高1630mm、ホイールベースは3019mm。長くて幅広く、背の低いスタイリングは、ロータス自身もハイライディング・スポーツカー(背高のスポーツカー)という呼び方をしている。ランボルギーニウルス(全長5112×2016×1638、ホイールベース3003)と似たようなディメンジョンであり、どことなく似ている。

3メートルを超えるほどのロングホイールベース、前後ショートオーバーハング、SUVにしては短いボンネット長など、特徴的なデザインを持つエレトレ

エレトレはサイドビューから見ると、その特徴がよく分かる。3メートルを超えるほどのロングホイールベース、前後ショートオーバーハング、SUVにしては短いボンネット長など、クロスオーバーSUVとしては、かなり変わった風貌だ。23インチの巨大なタイヤの存在感も強い。ロータスによると、ボンネットを短くしているのは、ロータスの象徴であるミッドエンジンレイアウトのイメージを踏襲するためだそうだ。

駆動方式は4WD、100kWhを超えるバッテリー容量と、モーター最大出力は608ps(600hp)を超える。最高速度は260km/h、0-100km/h加速は3.0秒以下という俊足ぶりだ。満充電での航続距離は約600kmを目標としており、350kW供給が可能な充電器を使えば、400kmの航続距離をわずか20分で充電可能となっている。



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