ブランドを象徴する意匠にVロゴが加わり、今どき度が増し増し!
第48回はヴァレンティノ ガラヴァーニのスニーカーです。
ファッショナブルなスニーカーでお馴染みの「ヴァレンティノ ガラヴァーニ」は、大人がストリートスタイルをこなすのに最適。それゆえ世界中のファッショニスタに愛され、新作は常に注目されているんです。そんな同ブランドの人気に火をつけた一足と言えば、バイカラーのテニスシューズ。極太ラインやピラミッドスタッズをあしらったディテールが世のセレブを魅了、以来アイコニックなデザインとなりました。
前置きが長くなりましたが、この象徴的なデザインを採用したボリュームスニーカーが今季リリース。つまり、目が離せないってことです。スケートシューズをベースにした「オープン スケート」は、太いブラックのラインが特徴。さらにシュータンとソールに、これまたアイコニックなVロゴをオン。いわゆるロゴモノですが、これ見よがしにならないのが実に大人向き。派手すぎないとは言え、ボリューミーゆえインパクトはあるため、シンプルなスタイルとの相性も抜群。使い勝手よく今どきを楽しむなら、この上ない一足と言えます。
クッションパッド入りなので履き心地も良く、昨今のスニーカーに欠かせない快適さもバッチリ押さえています。40オーバーのオジさんがこなすラグジュアリー・ストリートのスニーカーと言えば、最旬はまさにコレでしょう。
中央に配したブラックは、シューレースも同色でデザイン。ホワイトのシューレース箇所にはピラミッド型のロックスタッズも。
レザーのパイピング部分にグレーをあしらい、立体感を強調。派手すぎない意匠も大人が履きやすいポイントです。
3色のカラーバリエーションでラインナップも豊富。色気を感じさせるボルドーカラーは、エッジの効いたスタイルにおける上品なハズしのアクセントになってくれます。カーフレザーの光沢がさらに後押し。
ボルドーとは対照的に、春夏らしい爽やかさをアピールするブルー。とは言えネイビーに近い深みがあるので、子供っぽくはなりません。ひと目でそれとわかる抜群の存在感を持つものの、主張しすぎずコーデに馴染んでくれるのも見どころです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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ヴァレンティノ インフォメーションデスク 03-6384-3512