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LIFESTYLE 女たちの事件簿〜沢木文の【婚外恋愛ファイル】

【後編】きっかけは区営プールでのナンパ。平凡なママが支払う、高すぎる代償。

ライター・沢木文が、コロナ禍中でも花開く、婚外恋愛のリアルについて紹介する。

前編はこちら

それからの瑞希さんの行動は早かった。プライベートレッスン用に貸し出ししているプールを探し、彼に「今度、プライベートで泳ぎ方を教えてほしい」と連絡した。

「彼は二つ返事で予定をくれたんです。プールを予約して、新しい水着を購入。私がウキウキしていたら、夫が『最近、キレイになったな』って2年ぶりに触れてきたんです。そのとき、彼を思ってしてしまった。夫と抱き合っているのは、心地よくて楽しいのですが、私は行為が苦手なんです。耐えていればやがて終わるものと思っていたのですが、気持ちが入ると全然違った」


©︎gettyimages

体にまとっていた脂肪が一皮むけて、感度が高くなっているようにも感じたという。それ以降、夫は1日置きに求めてきた。

そして、プールの個人レッスンの日が来た。貸し切りのプールで彼と二人っきりで、彼からレッスンを受けるのだ。かなりエロティックなシーンだが、実際は淡々としていたという。

「蛍光灯が煌々と照っている、スポーツクラブの25メートルプールに2人きりですから、かなりシュールでしたよ。貸し切りの開放感もあり、彼はあっという間に400メートルを泳いで、『超きもちい!』って。その後、私にフォームを教えてくれました。彼のボディタッチはあっさりしていて、お腹を支え、腕をつかむ程度。水の中なのに、彼の体温を感じて、とても気持ちがよかった」

あっという間に1時間が終わり、水から上がるときに、先に上がった彼は瑞希さんの手を引っ張って引き上げてくれた。


©︎gettyimages

「プールから上がった瞬間、このまま抱かれたい、って。以心伝心ってあるんですよね。彼が『僕、瑞希さんのこと好きになっちゃったみたいです』と言ってきた。その後、タクシーに乗りホテルへ。彼は若いからすごい勢いで求めてきたことも新鮮でした。ベッドに倒れ込むと、水で冷えた体が温まっていく。お互いに肌には塩素のにおいがほのかに残っていて、“この人とこうしたかったんだ”と思いながら抱き合っていたんです」

優しくゆっくりとじらしていくような夫からの愛撫に慣れている体には、彼のそれは痛いだけだった。

「彼にどうしたら女性の体が気持ちよくなるのか、そのやり方を教えながらでした。最終的に気持ちはよかったのですが、どこか物足りない。やはり、中年は中年同士がいいというか、夫のほうが上手だと思いました。でも気持ちのほうは、彼が好きで夢中になっているんです。裸で抱き合ってホテルでまどろんでいる時間が最高に幸せでした」



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