ル・グランの幅は、クラシックの13.7mmに対して15.5mmと1.8mmも太いので、持ちにくいという方もいるかもしれませんが、僕の手はデカくてクリームパンみたいなので 逆におさまりが良い。
胸ポケットからサラッと出して、芳名やサインなどをスラスラと書けたらカッコいいんでしょうけど、先にも書いたように字を書く機会は日に日に減っているのもあって、元々下手だった字はどんどん下降の一途を辿ってる…。
免税店のモンブラン含め、英語でのやりとりが辿々しすぎて、帰りの飛行機内で「今度こそ英語を習おう!」なんて思ったのと同様、人様を前に字を書く度に「字を習おう!」と決心するものの、すぐに忘却の彼方へ……。
これだと文字通り "宝の持ち腐れ"ですし、同じような思いを持ってる方も多そうなので、美文字の書き方を習う動画を企画してみました。
美人書道家の大江静芳先生に、どんな風に書けば美文字に見えるのか? コツはあるのか? 果てはペン選びに至るまでをご指導頂いたら、あっという間に時間が過ぎた。字を書くことや、少しずつですが上達する感じが楽しかったんでしょうね。
おかげで、胸ポケットに挿しっぱなしだった「マイスターシュテュック」を握る機会も増え、自分の名前を書くのが恥ずかしくないくらいには書けるようになった気がします。
Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka
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