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もう待ちきれない! バッテリーEV新型レクサスRZとトヨタbZ4Xを比較してみた。

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【パフォーマンス比較】

●レクサスRZ450e
システム出力:230kW(435Nm)
最高速度:160km/h(欧州仕様)
0-100km/h:5.6sec(欧州仕様・中国仕様は5.4sec)

●トヨタbZ4X(4WD)
システム出力:230kW(435Nm)
最高速度:160km/h(欧州仕様)
0-100km/h:7.7sec(欧州仕様)

搭載するリチウムイオンバッテリーの総電力は2車ともに71.4kWhです。高出力化はバッテリーEVにとって諸刃の剣です。速いクルマを作れば多くの電力を消費し航続距離が短くなり、充電回数も増えていきます。航続距離に関してbZ4Xのデータは既に国交省審査値なので確定値です。RZはJ-WLTP値450kmが開発目標とのことなので、やはり高出力化した分だけカタログ数値上はハンデがります。ちなみにbZ4Xの4WDモデルは540km(FWDは559km)。

インテリア空間はレクサスブランドの真骨頂というべきか、見ただけでも上質感がにじみ出ていますね。F1マシンのようなステアリングが日本の市販モデルに採用されるのかわかりませんが、現時点で公開画像にあるということは堅物の国交省も認可済みかもしれません。

最後に気になる価格を予想してみましょう。bZ4Xの価格はFWDが600万円、4WDが650万円です。この点から察すると、RZの価格は安く見積もっても700万円代後半になることは間違いないでしょうか。また、bZ4Xは個人・法人ともにリース販売という“安全運転”なので、RZも同じ手法が用いられるかもしれません。

バッテリーEVはそのポテンシャルの範囲で出力特性を意図的にいじれるので、その匙加減が気になります。最終スペックの確定、そして市販車の走りがいかなるものか、いまは楽しみに待つとしましょう。

Text:Seiichi Norishige

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