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LIFESTYLE 女たちの事件簿〜沢木文の【婚外恋愛ファイル】

怪しすぎるマッサージ師になぜ...元キャバ嬢がすがった洗脳の性愛レッスン。

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ライター・沢木文が、コロナ禍中でも花開く、婚外恋愛のリアルについて紹介する。

由紀さん(仮名・34歳)の夫は、20歳も年上だ。

結婚にあたり、反面教師にしたのは「親」だったという。

高校の同級生で、ヤンチャ同士がくっついた典型的なマイルドヤンキー夫婦。地縁が絶対で、一生生まれ育った場所で暮らす。地元の常識が世間の常識。そう叩き込まれて育った。


©︎gettyimages

「“女の子が高い偏差値の高校に行ったら、嫁の貰い手がなくなる”とか、“女は台所に立って男をもてなさなくてはいけない”。妙に古臭くって。小説を読んでいると、『そんな本を読んだらバカになる』と父親に言われたこともありました。“どんだけ昭和だよ!”と心の中で何度も叫んだのです」

由紀さんは、高校卒業後、地方の信用金庫に就職する。

「女性誌を読み、東京の男性の好みを研究しました。信用金庫勤務なら、努力ができてお金に強いという自分を演出できるし、転職にも有利。出会いに備えて、歯列矯正と肌と髪、爪のケアは欠かしませんでした」

由紀さんはたれ目が愛らしく、胸が大きく手足がスラッと長い。男好きのするタイプだ。初体験は20歳のとき。憧れていた「東京の男性」だった。


©︎gettyimages

「東京の証券会社で働いていた人と知り合い、ホテルで初体験を済ませました。そして、親の反対を振り切って上京し、彼と同棲を始めたんです。ちょうど信金の人員整理が行われたタイミングだたので、退職金を上乗せしてもらえて、ウキウキで東京に行ったんです」

しかし、夢見ていた東京での同棲は、想像以上に厳しかった。

「派遣社員をしていたのですが、給料が追い付かない。同棲する彼も地元で見るとカッコよかったのですが、東京のその他の男性と比べると超見劣りする。彼の実家は練馬区でご両親のノリはウチの親と変わらない。私は港区に住みたい。そこで彼と別れて、夜の仕事もスタート。私はバカっぽく見えるから水商売に向いているんです。そこで主人と出会い、結婚しました」



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