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FASHION こじラグ

エルメスのワニ革製バッヂ!? 無謀に見えて、じつはサスティナブルで夢もあります!

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自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

じつは、残革に新しい命を吹き込んで誕生させたバッヂなんです!

さて、263回めは またもエルメス。「プティ アッシュ(petit h)」シリーズのバッヂです。

2010年にスタートした「プティ アッシュ」は、エルメス家の第6世代であるアーティスティック・ディレクター、パスカル・ミュサールが誕生させたシリーズ。

彼女が幼き日に遊んだアトリエで生じていた残革(ざんかく)や傷などで使われなかった素材をもったいないと感じた思いが原点だそうです。

かなりの時間を掛けて素材を選び、丹念にものを作り上げていることを考えると、簡単に捨てるわけにはいかず、当初はそれらを使用して自由な発想を取り入れ、新たな命を吹き込んでいました。

ちなみに現在は、それだけにとどまらず、面白そうな素材に着目して新しいオブジェを生み出す実験室のような機能を持つまでに進化しています。

今回のバッヂは、きっと前者。バッグなどを作ったときに出た残革に新しい命を吹き込んで、バッヂに仕上げたんだと思います。

裏に張られているのは、おそらくシルクイン(Silk In)と呼ばれる、財布など革小物の内側にスカーフを連想させるシルク生地を贅沢にあしらったラインの散布。

エルメスを象徴する革とシルクが、こんな小さなプロダクトで表現されていて、しかも今でいうサスティナブルな取り組みだったので、迷わず清水ダイブしました!



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