磁気を侮ると、結果高い出費になる
人気があり実用性に優れているデイトナですが、唯一難点を挙げるとすれば高い耐磁機能は備わっていないことだと思います。
特にクロノグラフは、通常の三針タイプの機械式時計に比べて部品数が多いことで磁気帯びがしやすい時計です。前述したように注意を払っても現代社会では磁気と無縁の生活を送ることは難しいものがあります。
ただ、どうしても磁場の強い環境でクロノグラフが必要という人はマスタークロノメーター認定のスピードマスター・プロフェッショナルを使用すれば、問題はありません。
このように使用環境を考えて腕時計選びをすることは、時計を楽しむうえでは非常に重要です。磁気帯びで時計が狂えば、修理専門業者へ持ち込み、磁気抜きをしないといけません。
そうなることで無駄な費用が発生し、場合によっては時計の症状を重篤化させ価値を半減することにもつながります。
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