ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
WATCH

【聞け、息子よ】「オメガ アクアテラを売ってデイトナを買いたい」そんな息子に父からの忠告。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

現代社会は磁石だらけ? マスタークロノメーターがあれば問題無し

時計が永久磁石によって、金属部分の磁化で狂う「磁気帯び」は近年メンテナンスに携わる人たちの間でも急増しているとよく聞きます。オメガはその「磁気帯び」対策を磁気を遮断する方法でなく、素材そのものを非磁性体で時計を造ることで解決しました。

オメガは2008年過ぎからこのプロジェクトを進めていました。開発段階でどの位の数値が必要か調査して算出したのが、15000ガウスという数値です。これは医療機器MRI(磁気共鳴装置)内でも使用できる耐磁性能になります。

こんな高い耐磁機能は不要と感じる人も居るでしょう。

しかし、現代のようにスマホをはじめとする電子機器が普及した世の中では、腕時計を狂わす要因である「磁気帯び」と無縁の生活を送ることはほぼ不可能です。日本時計協会のHPにも僕らが日常的に使用する機器類の時計への影響が列記されています。

それによれば、スマホやIH調理機器は5cm以内に時計があるだけで磁気の影響があると示されています。1984年にネオジム磁石という従来の5倍の磁力を持つ永久磁石が開発されて以降、日常製品に使用される磁石はこのネオジム磁石に置き換わっています。

電化製品以外でGoroが調べたところ、オフィス用品のマグネットクリップにもネオジム磁石は使われています。さらに今後自動車が全て電気自動車へ置き換われば、当然モーターにも磁石は使われているため、将来的に磁気帯びの心配は増大するでしょう。

皆さんの日常でスマホ、タブレット、Bluetoothイヤフォンが無い生活は不可能だと思います。それゆえにマスタークロノメーターの15000ガウスの耐磁機能は決して大げさな数値とは言えません。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5