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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 僕が捨てなかった服

フランス製ラコステのポロシャツ。洗うほどに縮んだのも良い思い出

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人生には、どうしても手放せなかった服、そう「捨てなかった服」があります。そんな服にこそ、真の価値を見出せるものではないでしょうか。そこで、この連載では、ファッション業界の先人たちが、人生に於いて「捨てなかった服」を紹介。その人なりのこだわりや良いものを詳らかにし、スタイルのある人物のファッション観に迫ることにします。

斜行したボディや 弱気な顔のワニなど、少しザツな感じも愛くるしい

クラシックスタイルだけにとどまらず、カジュアル、ヴィンテージなどへの造詣も深く、それらを自在にミックスしたスタイリングで世界中から高い評判を得ているメンズファッションディレクターの西口修平さん。

幅広い知識と経験に基づき、さまざまなジャンルを幅広く網羅してきた西口さんが、思い入れが強くて捨てられなかった服をご紹介する企画の第4回目は、フレンチラコステLACOSTE)の赤いポロシャツです。

「私がクラシックに目覚めた20歳の頃に、古着屋にてデッドストックで購入したポロシャツ。フランス製のラコステだからフレンチラコステ、通称フレラコです。

当時、ジャストサイズで購入したのですが、洗えば洗うほど縮んでしまい…、それはそれで仕方ないと、ピチピチで着ていました。

数年前に実家で発見したので試しに着てみましたが、やはりピチピチだったので再び そっと封印しました(笑)。

斜行したボディや 弱気な顔のワニなど、現行のモノに比べると少しザツに感じるフレラコは私にとっては思い出の品となっています」

西口修平
メンズファッションディレクター

クラシックスタイルへの造詣が深いだけでなく、カジュアル、ヴィンテージなど守備範囲も広く、それらを自在にミックスしたスタイリングで世界的に高い評判を得ている洒落者。Instagramのフォロワー数は14万人に届く勢いで、上梓した著書『Nishiguchi's Closet』(学研プラス)、『Nishiguchi Essentials 100』(ワン・パブリッシング刊)も大人気。1977年生まれ。大阪府出身。

Photo:Shimpei Suzuki

Edit:Ryutaro Yanaka



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