ボディが美しく変身！ 今年のF1、フェラーリの速さは本物なのか？

モーターレーシングの最高峰F1グランプリ2022シーズンが始まりました。今期の話題は新レギュレーションの導入でマシンが刷新されたこと。具体的には車体底部でダウンフォースを発生させるグランドエフェクトカーとなったこと。

技術的なことを述べれば際限はありませんが、とにもかくにもフェラーリのマシンが美しくなったことだけは確かであり喜ばしい。「速いマシンは美しい」なんて表現があるように、市販車であれレーシングカーであれ、フェラーリはやはり美しくカッコよくなければなりません。

レーシングチームであるスクーデリア・フェラーリは、F1グランプリが始まった1946年シーズンから継続して参戦する唯一のF1チームでありもっとも歴史があります。2021年シーズン終了時点で出走数1030、初優勝は1951年のイギリスGPで総勝利数は238。ポールポジション獲得数230、ドライバーズタイトル15回、コンストラクターズタイトルは16回を数えます。

そんな名門フェラーリもこの数年はメルセデスAMGの躍進に勝利を阻まれ、また、昨シーズンはホンダエンジンを搭載するレッドブル・レーシングがドライバーズタイトルを獲得。直近の勝利は2019年のシンガポールGPが最後の美酒。ライバル2強時代が続いていました。