サンダースの「1128B ミリタリーダービー」
４番目は、隆盛を極めたアメリカの靴の回に続いての登場となる@ramo.com1207さんの投稿から。サンダース（SANDERS）の「1128B ミリタリーダービー（1128B MILITARY DERBY）」です。
1873年、イギリス・ノーサンプトンのラシュデンにてウィリアムとトーマスのサンダース兄弟によって設立された、サンダース。
わずか5人の職人だけでのスタートでしたが、グッドイヤー製法を発展させ、1910年代にはイギリス軍への軍靴供給契約をきっかけに大きく躍進。５世代続く老舗シューメーカーへと成長しました。
英国国防省（MOD）へ供給していたミリタリーシューズのアーカイブをもとに、ラストから企画された日本限定の「ミリタリーコレクション」の中でもベストセラーを誇るのが、「1128B ミリタリーダービー」。
アッパーには光沢感があり傷や汚れが付きにくく、雨にも強いポリッシュドレザーが採用され、トゥキャップと羽根部分には現在では希少となった３本針ミシンを使用した特徴的なステッチライン（ピューリタンステッチ）が施されているのもポイントです。
@ramo.com1207さんのバランスの取れたシューコレクションと、美しく手入れされた靴を見事にレイアウトする投稿には いつも惚れ惚れ！
今後も楽しみにしていますので、たくさんの投稿をよろしくお願いします！
アルフレッド サージェントの「アームフィールド」
最後も、隆盛を極めたアメリカの靴の回に続いての登場となる@masahiro2211kさんの投稿から。アルフレッド サージェント（Alfred Sargent）エクスクルーシブラインの「アームフィールド（Armfield）」です。
1899年、イギリス・ノーザンプトンにて創業以来、４代に渡って親族経営を貫き、ラルフローレンなどのOEMや、日本のセレクトショップからの別注も数多く手掛けるアルフレッド サージェント。
コストパフォーマンスの高いエクスクルーシブラインにおいて、人気の高い王道モデルがストレートチップの「アームフィールド」です。
ポインテッド気味なラウンドトゥで、ヒールカップが小ぶりなラスト（木型）#109はエレガントなフォルムを描きます。
この価格帯で抑えているにも関わらず、靴底は縫い付けられた糸が見えないヒドゥンチャネルで仕上げているのに驚き！ 同価格帯のブランドにおいては頭ひとつ抜きん出ているのではないでしょうか。@masahiro2211kさんが、アルフレッドサージェントを全部で５足持ってる理由も理解できます。
コロナ禍で見事 靴沼にハマったという@masahiro2211kさん。今後の投稿が楽しみです！
新年度を目の前にすると背筋をピンと正したくなり、革靴を履きたくなりますよね。で、せっかく履くのなら王道の英国靴を！ もちろん異論はあるとは思いますが、春のうららかな陽気に免じてお許しを。今回紹介したブランドも今後、原皮や輸送コスト、賃金の上昇で値上がりしていくのは明白。気になっている今こそがお買い時なので、ぜひお早めにご英断を。
それでは、今回はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください！ 目標は、#腕時計魂に追いつくことです！！
ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。
それから、インスタグラムの#靴魂を介して、皆さんが交流してくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。
それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに！！
Edit：Ryutaro Yanaka
