エドワードグリーンの「ハリファックス」
続いては、@tasuku_de_suさんの投稿。エドワードグリーン(Edward Green)の「ハリファックス(Halifax)」です。
クラシカルなデザインと数々の名作ラスト、誠実に守り続けた職人たちの技術を継承し、ジョンロブにも引けを取らない稀代のクラシックシューメーカー、エドワードグリーン。
そのアイコン的モデル「ドーバー(DOVER)」をブーツにアレンジさせたのが、「ハリファックス」です。
トゥに施した意匠であるスキンステッチ&ライトアングルモカはそのままに、くるぶし丈のブーツへと変貌を遂げています。
素材はカントリーカーフ(COUNTRY CALF)と呼ばれるグレインレザー、カラーは赤みがかったブラウンのローズウッド(ROSEWOOD)でしょうか。
@tasuku_de_suさんも記載なさってるように、ブーツの季節もそろそろ終焉を迎えそうなんですが、春って予想に反して突然寒くなるから いまいち仕舞いどきが分からない。もしかしたら、もう少し活躍するかもですね。
チャーチの「グラフトン」
次にご紹介するのは、「初」という言葉が絡んだ靴、オールデンの名靴の回に続いての登場となる@sho.1588さんの投稿から。チャーチ(CHURCH'S)の「グラフトン(GRAFTON)」です。
かつて「英国の良心」と呼ばれ、映画『007』では長年にわたって歴代のジェームズ・ボンドが愛用した、チャーチ。プラダの傘下に入りながらも、英国流の精神を忠実に守り、伝統ある物づくりを貫いています。
英国靴では珍しい外羽根のウィングチップシューズ「グラフトン」は、1970年代から存在しましたが、独特の丸みのあるセミスクエアトゥで程よい長さのノーズで美しいフォルムを描くラスト173にアップデートされたことによって、スマートな一足に生まれ変わりました。
カーフに特殊な樹脂を塗布し、手仕事で磨き上げられたポリッシュドバインダーカーフは、水に強く、傷や汚れがつきにくいのが特長。雨の多い季節には重宝しますし、独特な光沢を放つので足元を上品に飾ってくれます!
そのフォルムとストームウェルト仕様で重厚感がありますが、エボニーカラーがほど良く中和して、色気を漂わせていますね。
@sho.1588さんの靴はどれもお手入れが行き届いていて、見ていて気持ちがイイ!
今後もたくさんの愛用靴を披露してください。