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絶滅危惧!なぜ黄色のフォグランプは激減し、白色LEDばかりになった?

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■激減した理由は格好のよさ?

黄色のほうが実用的なのに、白に置き換わった理由、それは単純に「白い方がかっこいいから」。白色LEDの白くて強い光は、LED化されたヘッドライトの眼光とマッチするので、クルマのフロントフェイスが引き締まってカッコ良く見えるのです。実際、自動車メーカーのカタログでも、点灯しているのは、ほとんどが白色LEDです。

オフロードの雄、ランドクルーザーもフォグランプは白色LEDのタイプとなっている

濃い霧が出やすい地域や、雪深い地域で暮らしている方にとっては、黄色のフォグランプはかかせないものです。が、そうした環境に普段いない方には、ごく稀に遭遇するかもしれない悪天候に備えて黄色を装着しておくよりも、普段使いでのファッション性を重要視したい、という方が多いのです。

ちなみに、カーアイテムメーカーのPIAAがラインアップしているライティングアイテムの現在の主流は、白色LEDのライトです。が、もちろん今でも、黄色のフォグランプも用意しています。数は減っていくことがあっても、実用性を考えれば、今後も絶滅することはないと思われます。

 

■「2色切り替え」タイプも登場!! 新世代事情

最新のフォグランプでは、白色と黄色の2色切り替えタイプが登場しています。例えば、トヨタRAV4には、「バイカラーLEDフォグランプ」が、税込4万9500円のメーカーオプションで用意されています。他にも、後付けタイプの2色切り替えフォグランプも販売されています。

RAV4にメーカーオプションで採用された、「バイカラーLEDフォグランプ」。4万9500円とやや高価だが、車内のスイッチで切り替えが可能なので、非常に便利だ

一方、フォグランプ自体が不要(通常使うシーンがない)と考えるメーカーも増えてきました。今後は、SUVのようなレジャー用途にも使われるクルマには白色LEDのフォグランプが残りますが(場合によっては2色切り替えタイプに置き替えられる)、それ以外のクルマには装備すらされなくなる、というのが将来的な流れだと考えられます。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:LEXUS,MITSUBISHI,TOYOTA



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