ズーム会議中、とっさにリモートすべき生理現象。これができない人はNGです。

リモート会議中、突然のダイナミックなくしゃみ！

ミュートを忘れたらあら大変！ 爆音のショックでパソコンまでフリーズしてしまうかも？

電車内ではさらに注意が必要ですね。

うっかり出てしまったら、「コンチクショー」でごまかすしか……ない!?

・・・・・・・・・・・・・・

この季節、花粉症の方はつらいですよね。今週ご紹介するのは、くしゃみがついつい豪快になってしまうクッシャミー・ダイナミック氏です。

私の場合、30年以上かけてやっと治った慢性鼻炎が再発したのか、数年前からこの時期にはくしゃみが出るようになってきました。

家の中で自由気ままにくしゃみをしていると、ご近所さんのくしゃみもこだまのように聞こえてきます。どなたか分かりませんが、あの方もお辛そう……と、地域の連帯感が高まることもあります。

反対に、近所のスーパーや通りすがりに豪快にくしゃみをする方に遭遇した時は、「自分は気を付けよう」と思うようになりました。

小さい子のくしゃみは微笑ましくて可愛いですけど、素敵な大人の男性が、突然、近くで大きなくしゃみをされるとびっくりします。がっしりした男性は力も肺活量もありそうですので、くしゃみも爆音になるのでしょうか。

マスクをしていらっしゃっても、そばの方に飛沫が降りかかりそうですし、大きな音は心臓にもよくありませんよね。

息を吐いてからくしゃみをすると音が小さくなると聞いたこともありますが、タイミングを誤るとむせてしまいます。うまくできた時も、くしゃみをした後の爽快感というか達成感を得られず、なんだか不完全燃焼。

とにかく、人前でくしゃみが出そうになった時は、相手から顔を背けるか下を向いたり、上着の内側や袖で口元を押さえるなどをしつつ、その場を離れるのが一番かもしれません。

満員電車などで移動できないときは、くしゃみの後につけるフレーズで場を和ませるのも良さそうですね。個人的に好きなのは、「はくしょーん、バカヤロー」「はくしょーん、どっこい！」など。大きな声で繰り返されるとドキドキしますので、ささやくようにつぶやいていただけると嬉しいです。

くしゃみをした後に不思議な擬音でしゃくりあげる方も可愛いですよね。

理想の男性は、リモート会議中にくしゃみがでそうになったら、即ミュートにできる方。相手の鼓膜を気遣える方は、仕事もできそうですよね。

それでは次回の惜しいよオトコもお楽しみに〜！

Illustrations＆Text： Akiko Hiramatsu
Edit : Yukari Tachihara

平松昭子　Akiko Hiramatsu
イラストレーター／ブロガー　雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやエッセイを執筆する。一方そのファッションセンスが注目され、女性誌のファッションスナップページなどに多数登場。着物を愛好し、Etsyのオーナーとして水墨画の掛軸制作にも力を入れている。著書に『平松昭子の着物事件簿』（宝島社）『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』（飛鳥新社）『平松昭子のファッションホリック道』（KKベストセラーズ）などがある。

オシャレでキュートなイラスト満載のHPはこちら！　http://akikohiramatsu.com