足にピッタリな「シンデレラローファー」見つけたら、きっと脱げなくなりますよ!
気がつけば、77回目前にして15,000ポストを達成した#靴魂。これも皆様による日々の投稿のおかげで感謝しかありません! 次は20,000を目指しますので、引き続きご協力をお願いします。
さて、春の気配が近づき足元もポカポカ暖かくなってくると、ブーツを脱ぎ去り、履きたくなるのがローファー。軽くなる装いに合わせて、足元も軽快にいきたくなります。
ということで、第77弾は春の陽気につられてローファーを再度ピックアップしてみたいと思います。
ローファーは「loafer」と表記し、「怠け者・ならず者」という意味。その名の通り、本来靴紐を結んで履くべきだったものを、靴紐をなくしても手軽に履けるように仕上げた靴(スリッポン)のことです。
かつて、英国の王室や貴族階級が室内履きとして使用していたルームシューズが、その利便性から外履きでも履かれるようになって人気となり、一般社会へも浸透していきました。
後にアメリカへ渡ると、G.H.バス(G.H.BASS)が、ノルウェーのスリッパ タイプのモカシンを元に「ウィージャンズ(Weejuns)」と名づけたローファーを販売し、大流行。アイビーリーガーたちが、「ウィージャンズ」の切れ込み部分に 1セントコイン(ペニー)を差し込んだのがファッションとなって大ブレイクし、その流行は日本へも飛び火し、足元に欠かせない靴へと成長していきます。
では話をクルリンパと戻して、ローファーの投稿5選をご紹介していきます!
エルメネジルド・ゼニアのローファー
まずは、@emupigoさんの投稿から。エルメネジルド・ゼニア( Ermenegildo Zegna)のローファーです。
羊毛の製織を生業としたアンジェロ・ゼニア、その息子であるエルメネジルドが、1910年に服地工場を設立してスタートさせたのがエルメネジルド・ゼニアです。
1960年代に入るとエルメネジルドの息子であるアンジェロとアルドが事業を引き継ぎ、1968年にプレタポルテ、1972年にはパターンオーダーをスタート。生地以外でも高い評価を受けます。
現在、プレタポルテはアーティスティック ディレクターのアレッサンドロ・サルトリが手掛けて、エッジィでモダンなアイテムを世に送り出し続けています。
ゼニアのローファーといえば、テイラード スーツのボタン穴の形にちなんで名付けられた「ラソーラ」が有名ですが、@emupigoさんのローファーも素敵! ややノーズが長めなスクエアトゥで、三角形の切れ込みが足元をシャープに見せてくれます。
ローファーがお好きなようで素晴らしいコレクションを揃えていらっしゃるので、今後もたくさん投稿してくださると嬉しいです!