ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR 得するクルマ生活

マルとバツを検証!GTIも揃った8代目VWゴルフは買いなのか、違うのか?

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

■ゴルフの「〇」:べースグレードでも走行性能は「ピカイチ」

現時点で、日本に導入されたゴルフ8のグレードは、上からGTI(税込466万円)、GDI(344万円~408万円)、1.5L eTSI(376万円~381万円)、1.0L eTSI(295万円~317万円)だ。

上級グレードになる程に、専用のエアロダイナミクスや18インチの大径タイヤ、シャーシが高性能化して走行性能が向上していく。インテリアにも、スポーツシート搭載やトリムパーツの高級化、先進運転支援などもグレードアップし、出来ることが飛躍的に増えるなど、商品魅力は増していく。

ゴルフにスポーティさや速さを求めるのならば、ホットハッチの「GTI」や、今後登場するであろう最強モデル「R」を選ぶという選択肢もあるが、筆者のおススメは最もベーシックな1.0L eTSIだ。その走りは軽快で、すこぶるいい。

1.0L eTSIであっても、48Vマイルドハイブリッドシステムの恩恵により、低速からの加速の滑らかさ、そして強めにアクセルペダルを踏み込んだ際の加速の強さも、必要十分にある。

低速からの加速の滑らかさ、強めにアクセルペダルを踏み込んだ際の加速の強さも、必要十分な性能だ。これらは間違いなく、48Vマイルドハイブリッドシステムの恩恵。また、アクセルオフ時にはエンジンをオフにしたコースティング(慣性走行)もするので、実燃費も伸びる傾向だ。1.5L eTSIと比べれば、リア周りからの音の漏れ(ロードノイズなど)は大きいが、軽い車体(1.5Lよりも50kg軽い)による軽快なハンドリングは、期待値通りであった。

もちろん、1.5L eTSIはそれを上回る性能を有しているのだが、価格は一気に376万円にまで跳ね上がる。ゴルフに対して求める価値観によって適したグレードは異なるが、廉価とはいえしっかりとつくられたシャーシを持つベーシックグレードは、さすがは「大衆車」ゴルフといえる。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5