宮城興業のタンカーブーツ「ES-35」
続いては、ドクターマーチン、クラークス、ビルケンシュトック、夏サンダルの回にも登場頂いている @jigoku.dannaさんの投稿から。宮城興業(MIYAGI KOGYO)のブーツ「ES-35」です。
山形県南陽市に本社を構える靴メーカー、宮城興業。創業以来、グッドイヤーウエルト製法にこだわり、選び抜かれた素材と磨き抜かれた技術を駆使し、名靴を世に送り出しています。
金子真氏が手がける 注目のシューズブランド「カルマンソロジー(CALMANTHOLOGY)」の生産を請け負っていることでも有名で、百“靴”争鳴企画では工場を訪れた動画もありますので、気になった方はぜひ!
@jigoku.dannaさんのタンカーブーツは、すらりとした端正なデザイン。北海道札幌市のアシドウが、老舗タンナーごとう製革所とともに製作した防水グラブオイルレザー「S.G Oil leather」を「剛/go ES-35」というモデルにまとわせたカスタムメイドです。
雨雪に強く、しなやかに仕上げられたレザーは、冬の北海道にピッタリ!
このレザーが履き込むことでどんな風に育つのか興味があるので、またぜひ経過報告投稿をお願いします。
オリエンタルシューズの「アラン」
次にご紹介するのは、チャッカブーツ、滑りにくい靴、リーガルの回に続いての登場となる @kdoit_1989さんの投稿。オリエンタルシューズの「アラン(ARAN)」です。
1957年、奈良県にて松本常雄氏が設立した、オリエンタルシューズ。
海外と協業しながらグッドイヤー製法の靴を製造し続け、日本靴の歴史を作ってきた老舗で、シューズデザイナー坪内浩氏と編集長干場によるシューズブランド「ダブルエイチ(WH)」も手掛けています。
@kdoit_1989さんの「アラン」は、上級ラインのUチップ。最初はしっかりとコシがありながら、履き込むことでしなやかに変化するヨーロッパのボックスカーフを使用し、ボリューム感のあるアメリカンテイストのラスト#808で仕上げているのが特長です。
オリジナルラバーソールはアイスバーンでも滑らないとのことで、なんとも心強い。
いい感じに履きジワが入って、雰囲気抜群。今後は"濃い色のクリームで濃淡をつけて育てていく"とのことで、そちらも楽しみ。
またぜひその経過を投稿してください。