王道中の王道、ROLEX。日本一、いや世界一知名度が高く、各国の人から愛されるロレックス。なんとなくカッコイイから、資産価値が高いからと言って選ぶのはもったいない。なぜなら大人の男性にとっては身に着ける腕時計はご自身のステイタスとも直結します。
このコラムでは知っているようで知らないかもしれない事や、改めてロレックスの良さを実感できる。そんな豆知識をお届けします。
今回お話するのは前回に引き続きロレックスを愛したレジェンドたちについてです。
スポーツ選手、映画スター、政治家……各界の超一流の男性たちから愛されるロレックス。そしてロレックスのコレクションには、それぞれ異なるストーリーがあり、彼らがどのコレクションを選んだのかを知るととても興味深いのです。
それでは、さっそくご紹介します。
①ジョン・F・ケネディ
©︎gettyimages
- ロレックス デイデイト
レーガンからジョンソンまで、多くの大統領がロレックスの時計を所有・着用していましたが、JFKほどの洒落者は他にいないでしょう。
ケネディのロレックスといえば、ゴールドのロレックス デイデイト。これはマリリン・モンローが彼に捧げた1本です。
モンローは、この時計をケネディの側近であるケネス・オドネルに託しました。この時計をオドネルがケネディに見せたところ、オドネルにそれを処分しろという指示をケネディは与えたそうです。
よって、ケネディはこの物議を醸す時計を着用することはありませんでしたが、この時計のケースバックには"JACK / With love as always / from / MARILYN / May 29th 1962"(ジャックへ、変わらぬ愛を込めて。マリリンより。1962年5月29日)という、ケネディ大統領とマリリン・モンローの特別な関係を示すエングレービングが施されています。