百靴争鳴。日夜美しい靴作りに情熱を燃やし合う、異色の靴職人たちへのインタビュー集。
靴磨きを誇れる職業に、という思いを胸に独立を果たした長谷川さん。
多店舗化、三越伊勢丹、靴磨き本、団体理事
ブリフトアッシュを出してからのぼくは、それこそ馬車馬のように働いてきました。
お店は現在、虎ノ門のザ シューシャイン&バー(2019年オープン)と大塚のメイク・センス(初の靴修理店として2020年にオープン)、それと札幌にフランチャイズがあります。駅ナカを舞台としたブリフトスタンドもセカンドレーベルとして始動しています。
去年は海外出店まであと一歩というところでしたが、残念ながらコロナで流れてしまいました。バンコクに出す計画があったんです。
三越伊勢丹とは靴磨き選手権大会をきっかけに ぐっと距離が縮まりました。さまざま取り組ませていただきましたが、気鋭のシューシャイナーを月替りで招聘するシューシャイン・キャラバンのキュレーターは思い出深いですね。
はじめての著書『靴磨きの本』(2016年、亜紀書房)は版を重ねて現在12刷。2020年には続編として『続・靴磨きの本』(亜紀書房)を出しました。一冊目が靴磨きのA to Zだとすれば、二冊目は ぼくの靴磨きのすべてを余すことなく伝えた内容になります。
ほかにも 2018年に設立された一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会の理事を務めたり、障害者の就労支援に携わったりとさまざまなアプローチをしています。
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