フローシャイムの「ランブラー」&バルレッタシリーズのパンチドキャップトゥ
4番目は、ウィングチップ、ラバーソール、美しく磨かれた靴の回に登場頂いた @yuu.nsmrさんの投稿から。フローシャイムのランブラー(the Rambler)と、バルレッタ シリーズ(Barletta SERIES)から編み革のパンチドキャップトゥです。
フローシャイムは、「ケンムーア」やコブラヴァンプと呼ばれる「ユーマ」だけでなく、他にも名作がたくさん。
まずは、"フレンチトゥ"と呼ばれたスクエアトゥのキャップトゥ「ランブラー」。アメリカのヴィンテージ靴愛好家たちには たまらないモデルです。1920年代頃に愛されたシルエットを踏襲し、ウエストのくびれた美しいフォルムを描いています。
一方、バルレッタは、80~90年代にかけて登場したイタリアやカナダ製などのシリーズ。アメリカ製とは異なり、@yuu.nsmrさんの編み革や、切り込みが入ったレザーなど目を引く意匠が多く見られます。
どちらも今ではなかなか見ることができないデザイン。とは言え、決して古臭さは感じさせず、不思議な色気というか魅力が滲み出ています。もちろん@yuu.nsmrさんの行き届いた手入れの賜物ではありますが。
今後、こういった靴は枯渇していくのみですから、ぜひ大事に育て続けてください。
フローシャイム インペリアルの「ケンムーア」(ブラウン)
最後は、我らがO坪ちゃんこと@naoto_otsuboさんの投稿。フローシャイム インペリアルの「ケンムーア」、こちらもブラウンです。
FORZAでも活躍してるO坪ちゃん、実は百“靴”争鳴企画でスーパー8シューズが気になってしまい、つぼウォークで動画取材。そのときに出逢った「ケンムーア」のデッドストックが気になりすぎて、後日買いに行ってしまったんだとか。
長く愛し続けるために、グッドイヤーのハーフラバーを貼り、トライアンフのトゥスチールと飾り釘で完全武装! いまは足に馴染ませるべく、コツコツ履き続ける日々です。
と言うか、スーパー8シューズってスゴすぎる! 日本人の足のサイズに合う「ケンムーア」のデッドストックをここまで揃えているだなんて。他も圧巻の品揃えですので、気になった方はぜひ千駄ヶ谷へ!
いやぁ、アメリカ靴と侮るなかれ。1990年くらいまでのフローシャイムは、作りもきちんとしていて、ステッチなんかも細かく、革質も抜群に良いです。マイサイズをデッドストックで見つけるのは至難の業ですが、状態の良い中古も多いので、球数のあるうちに ぜひ探してみてはいかがでしょう。
それでは、今回はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください! 目標は、#腕時計魂に追いつくことです!!
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投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。
それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!
Edit:Ryutaro Yanaka