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『山下智久』を学者が「唯一無の存在」と絶賛する、驚きの理由

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「山P研究者」の大学研究員が見た、”衝撃写真集”の中身と評価 第二弾。

【2】対比を生きる山下智久

この写真集には、無数の「対比」が散りばめられている。表紙の帯写真を含めて、本を包む装丁デザインもシンプルな「白と黒」。中に入ると「モノクロ/カラー」写真が反復されて、そこでの主要テーマは、山下智久という生身の「人間/自然」。

その中に「光/陰」「明/暗」「静/動」「温/寒」「全体/部分」「大/小」「直線/曲線」「屋内/屋外」「縦/横」「左/右」「柔らかさ/硬さ」、他にもカラー写真の原色の対照など、細かなコントラストが多く存在する。

一枚あるいはひとつのパートで複数が交錯し、組み合わされることも少なくない(そうした点からすれば、どちらか一方に拠ったような分析は必ずしも有意義ではないのだが、それでも言っておくべきことはある。以下そのスタンスでの考察も含む)。



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