コルベット、マスタング、コブラ...ブライトリングがアメ車とコラボした新作がスゴイ！

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2021.12.6 0

新型コロナウィルス（COVID-19）の世界的感染拡大ため、今年も大規模な展示発表会は事実上ほぼすべてが中止。しかしその代わりに、前半・後半の２回とか、数ヶ月おきに複数回とか、数度にわけて新作を発表するブランドが登場。

そうすることで、じっくり開発して、たくさん見せる、ということができる。つまり例年以上に、数多くの魅力的な新モデルを発表できる。そういうブランドがいくつもあったのですね。

ブライトリングは、その筆頭。以前、４月のWATCHES AND WONDERS GENEVAで発表された新作をPart１とPart２の２回にわけてご紹介しましたが、8月30日から9月3日に開催されたGENEVA WATCH DAYSでも新作を発表。

さらに11月にも新作を発表と、まさに例年以上の大充実。どちらも実機を見ることができましたので、それをまたしても２回にわけて、ご紹介いたしましょう。

GENEVA WATCH DAYSで発表されたのが「トップタイムクラシックカーズカプセルコレクション」と名付けた「トップタイム」のカプセルコレクション。カプセルコレクションは、ブライトリングの歴史で重要なモデルに光を当てた、期間限定生産モデルの名称です。

「トップタイムクラシックカーズカプセルコレクション」は名前のとおり、クラシックカーをテーマにしたもの。具体的には1960年代のアメリカンスポーツカーをテーマにしたレーシングクロノグラフ３モデルのラインナップで、選ばれたクルマはシボレーコルベット、フォードマスタング、シェルビーコブラの３台です。

まず、シボレーコルベットをテーマとしたのが「トップタイムシボレーコルベット」。愛好家たちが「スティングレイ」と呼ぶ1963～1967年の2世代目コルベットC2がモチーフで、コルベットC2は1959年の試作車XP-87スティングレイレーサーを源流とする、アメリカでもっとも美しいと称されるスポーツカーのひとつです。

トップタイムシボレー・コルベット

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シボレー・コルベットC2

フォードマスタングをテーマとしたのが「トップタイムフォードマスタング」。1964～1968年の初代マスタングがモチーフで、これもアメリカンスポーツカーのファンには堪らない１台。名作映画の数々に登場し、名シーンを飾っているのも有名ですね。

トップタイムフォードマスタング

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フォードマスタング

シェルビーコブラをテーマとしたのが「トップタイムシェルビーコブラ」。リリースによると1960年代初期のキャロル・シェルビーがレース用に製作したマシンがモチーフとのことで、してみると「シェルビーコブラ」というより「AC コブラ」というべきかも。これまたアメリカンスポーツカーのファンには堪らない１台。というか、全クルマ好きにとって特別な、歴史的スポーツカーですよね。

トップタイムシェルビーコブラ

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シェルビーコブラ

３つのクロノグラフの特徴を挙げると、「トップタイムシボレーコルベット」と「トップタイムフォードマスタング」はクロノグラフ秒針が30秒でダイヤルを１周する30秒クロノグラフムーブメント搭載。３、６、９時位置に３つのインダイヤルを装備。３時位置がスモールセコンド、６時位置が６時間積算計、９時位置が15分積算計。12時位置とケースバックに、シボレーコルベットと、フォードマスタングの、それぞれのエンブレムが配されています。

トップタイムシボレー・コルベット

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トップタイムフォードマスタング

「トップタイムシェルビーコブラ」は、クロノグラフ秒針が60秒で１周する一般的なクロノグラフ機構。３時位置にスモールセコンド、９時位置に30分積算計の、２インダイヤルがよりクラシックな雰囲気。６時位置とケースバックにシェルビーコブラのエンブレムが配されています。

トップタイムシェルビーコブラ

そしてコルベットはレッド、マスタングはグリーン、コブラはブルーという、これも各クルマのイメージに合わせたカラーリングがポイント。また、純アメリカンのコルベットとマスタングは42mm径で、イギリス車がベースのコブラのみ小振りな40mm径というのも通好みなところ。パンチングレザーのストラップも1960年代のイメージ満点で格好いいです。