名刺交換の際、ネタになって話が弾むことも
さて、241回目もエルメス。カード&名刺ケース「カルヴィ(Calvi)」です。

前回書きましたが、現在財布は薄い札入れと、小銭入れ「バスティア(Bastia)」の2個持ちスタイル。クレジットカードや、アプリに集約できるポイントカードはスマフォに集約させていますが、それでもなぜかカードは貯まる…
ということで、貯まったカードは つねに持ち歩いてる名刺入れに分散させるのがイイんじゃね?となり、収納力の高いエルメスの「カルディ」を使うことにしました。

基本構造は「バスティア」と同じで、一切縫い合わせず、閉じるスナップボタンのみで固定するシンプルなデザイン。片側には名刺を入れて、もう一方には財布に入りきらなかったカードなんかを入れています。
人によっては片側に自身の名刺、もう一方には人から頂いた名刺を入れるなんて使い方をしているようですが、頂いた名刺ってすぐに出してしまうから片側が空になってることが多くてバランスが悪い…。
なので、それぞれの厚みがちょうど良くなるくらいを詰めるようにしています。

「バスティア」は型崩れしにくい"クシュベル"を選んでみましたが、この「カルヴィ」は張りがあるのに、しなやかなヤギ革"シェーヴル・シャムキラ"をチョイス。きめ細かなグレインレザーで、光沢もあります。
色は、エルメスらしいオレンジ。初対面で名刺交換する際に、「エルメス好きな…」って話が弾むように。
あと、細かいテクニックなんですが、「カルヴィ」にはサンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)の「アルメニアペーパー」を忍ばせてたりします。こうすると名刺がほんのり香って、「なんか名刺イイ香りしません?」的に話が弾んだり(笑)。
この「カルヴィ」に関しては6万円くらい(素材によっては5万円程度)するので、サラッとギフトで送るのはハードルが高いんですが、パートナーや仕事上でお世話になった方に贈るのなら効果的ですし、喜んで頂けるのでは?
ただ、「バスティア」同様、店舗によって在庫がマチマチで、指名買いするのはムズい。各店舗の在庫状況を調べて頂いたり、何店舗か巡ってみて、各在庫の中からベターなものを選んでみてください。
少々値は貼るんですが、結構ネタになることが多いので、すぐに投資分くらいは回収できるはずです。
Photo:Shimpei Suzuki(ITEM)
Text:Ryutaro Yanaka