FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

ハイラックスにGRスポーツ登場! 普通のSUVじゃ物足りなくなる。

説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

ピックアップトラックこそ本格派SUVなのだ

トヨタの人気SUV、ピックアップトラックの『ハイラックス』がアップデートを行いました。主な変更点は標準装備の強化。そして、最大のトピックは『GRスポーツ』が追加され、グレード構成が3モデルになったことです。

従来からある充実装備の上級モデル『Z』には左右独立温度コントロール機能をもたせた新エアコンを。標準モデルの『X』には、プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラートなどの安全機能を標準化。エクステリアなどデザイン上の変更はありません。

注目の『GRスポーツ』の特徴は専用装備の数々です。デザイン上の違いはオーバーフェンダーを装着したワイドボディ(+45mm)、フロントバンパー&グリル、ブラック塗装に切削を施した18インチアルミホイールを装備し特別感を演出。

インテリアも専用装備がおごられ、GRロゴを刺繍した専用合成皮革+スエード調スポーツシート(フロント)、本革巻きステアリングホイールにパドルシフトを採用。また機能面ではステアリング応答性を向上させ、フラットで快適な走りを実現するために専用サスペンションを装備します。

【HILUX GR SPORT】
ボディサイズ:全長5320×全幅1900×全高1840mm(Z & X:全長5340×全幅1855×全高1800mm)
ベッドサイズ:荷台長1520×荷台幅1535×荷台高480mm
ホイールベース:3085mm
最低地上高:215mm
エンジン:2.4L 直列4気筒ディーゼルターボ
最高出力:110kW(150ps)/ 3400rpm
最大トルク:400Nm / 1600-2000rpm
トランスミッション:6AT
駆動方式:パートタイム式4WD
タイヤサイズ:265 / 60 R18 110H
燃料タンク容量:80L
乗車定員:5名
価格:431万2000円(Z:388万2000円 / X:352万7000円)

現行型ハイラックスは2017年デビュー(海外では一足早く2015年)。日本国内の販売は13年ほど中断していましたので、ピックアップトラックファンはこの再販売のニュース大いに沸いたものです。何といっても初代モデルは1968年デビューですから、ハイラックスには半世紀以上の歴史があります。

日本でも1980年代後半から1990年代半ばにかけて、ピックアップトラックは一大ムーブメントを引き起こしましたが徐々に低迷。しかし、ラグジュアリー化したSUVの登場が呼び水となり、ピックアップトラックもデザインや装備、乗り心地が乗用車並みに進化。いまではタフなSUVのひとつのカテゴリーとして確立されています。

ピックアップトラックをファッションスタイルとして俯瞰して見れば、タフな機能性をもつ道具を日常使いするようなもの。クロノグラフやダイバーズウォッチを巻くのと何ら変わりはありません。強靭なラダーフレームシャシーの採用は、ランドクルーザーやジープ、Gクラスと同様で、このクルマの生い立ちを物語ります。

あまたあるSUVのなかでも、ピックアップトラックはSUT(スポーツ・ユーティリティ・トラック)としてジャンルを確立。細かい話をすればSUVというよりSUTといった方がツウっぽく響くかもしれません。ちなみに下の画像は『GRスポーツ』のベースモデルとなった上級グレードの『Z』です。

誰もがイメージするイマドキのSUVを選ぶより、ピックアップトラックのSUTを所有することはハードルが高い決断だと思います。しかし、現在のハイラックス人気を思えば、何物にも代えがたい魅力があることを証明しています。リセールバリューの点でもトヨタ車のトップクラス。「一度はピックアップトラックに乗りたい!」とお考えの方は、いまが最大の転機ではないでしょうか。

Text:Seiichi Norishige

トヨタ・ハイラックス



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