みなさん、こんにちは。
腕時計羅針盤、RYです。
最近、吹く風も徐々に冷えてきて、すっかり秋らしくなりましたね。
秋といえば「秋の夜長」ということで、今回は秋の夜長のお供にぴったりのロマンチックな時計をインスタグラムの#腕時計魂の投稿の中から3本をピックアップして紹介していきたいと思います。
1. ジャガールクルト マスター・ウルトラスリムムーン
秋の夜長といえば、まずお月見を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
そんなところから1本目はムーンフェイズの時計を選んでみました。
ムーンフェイズとは、月の満ち欠け(月相)を時計の文字盤上で表示する複雑機構の一つで、製作には高い技術力が求められます。特に、高精度のムーンフェイズともなると、作ることができるブランドはほんの一握りです。
そんな数あるムーンフェイズの中でも、こちらのジャガールクルトのマスター・ウルトラスリムムーンは、分厚くなりがちな時計のケースをたった厚さ9.3mmに抑えた、技術が光る1本です。
シンプルな文字盤は、独特な表情を見せるサンレイ仕上げのブラックカラーで、まさに夜空にお月様が浮かび上がってくるかのようですね。
とても綺麗なドレッシー時計なので、スーツとの相性も良いですし、ビジネスシーンからナイトシーンまで似合う知的でセクシーな一本だと思います。
2. オメガ スピードマスター”シルバー スヌーピー アワード”
2本目は、オメガのスピードマスター”シルバー スヌーピー アワード”です。
オメガのスピードマスターは、1969年アポロ11号のクルーと共に初めて月面に降り立った”ムーンウォッチ”であるということは、時計好きの間では誰もが知るところだと思います。
その中でもこのモデルは、アポロ13号をはじめとするオメガの宇宙探査への貢献を称えて1970年にNASAの宇宙飛行士から贈られた「シルバー スヌーピー アワード」に敬意を表し、50周年を記念して制作されたものです。
白い文字盤に、ブルーのベゼルや針、インダイアルが非常に爽やかですよね。それに加えて、9時位置のインダイアルに描かれたスヌーピがとても愛くるしいです。
さらにこの時計のケースバックには隠されたギミックがあります。
お月様側から見た美しい地球が宇宙空間に浮かんでいます。
この地球は、時計のスモールセコンドに連動して1分間に1回転するようになっています。
これだけでも十分に素敵なのですが、クロノグラフを作動させると……。
なんと、宇宙船に乗ったスヌーピーが登場します!
か、かわいい……。
思わずそんな声が漏れ出てしまいそうなギミックです。
今からおよそ50年前、あのお月様に人類が降り立ったという壮大なロマンを感じながらお月見をするというのも良さそうですね。
3. カンパノラ 千夜燈(ちよのとぼし)
3本目はシチズン カンパノラの千夜燈(ちよのとぼし)です。
カンパノラは、2000年にシチズンから誕生しました。
「宙空の美」をデザイン・コンセプトに、無限の宇宙を時計に閉じ込めたかのようなデザインと、さらに日本の伝統工芸も存分に盛り込んだ、世界でも唯一無二の存在感を持つブランドです。
時計とは、突き詰めれば天体の動き、つまり天文学や宇宙に繋がります。
「時計とは小宇宙である」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、このカンパノラはまさに小宇宙そのものを感じられる時計だと思います。
千代燈(ちよのとぼし)は、宇宙の彼方から見た地球上の都市の夜景と光の瞬きを表現したモデルで、会津漆の伝統工芸士、儀同哲夫氏がすべて手作業で作り上げる漆塗りの文字板は、なんと約3ヶ月をかけて制作されるそうです。
yamaneko_watchさんの写真のように、金の針や金箔入りの文字盤が、秋の色味を感じさせてくれますよね。背景の落ち葉やブラウンのスーツともとても良く調和していると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「秋の夜長のお供に。夜空を感じるロマンチックな時計3選」ということで、それぞれ異なるアプローチからロマン溢れる時計をご紹介させていただきました。
もう一度まとめると、
1. ジャガールクルト マスター・ウルトラスリムムーン
2. オメガ スピードマスター"シルバー スヌーピー アワード"
3. カンパノラ 千代燈(ちよのとぼし)
でした。
どれもロマンチックで素敵な時計でしたよね。
こんな時計をして秋の夜長を楽しんでいたら、楽しみすぎて夜更かししてしまいそうです(笑)。
それではまた!ありがとうございました!