軽くて暖かい機能性に加え、汎用性の高い着こなしを実現した一枚!
第396回目は、ナイキのテック フリースです。
ここ数年続くスポーティトレンド。特に最近は機能性に加えてコンフォータブルな気楽さも求められ、機能・快適・お洒落の3点盛りに視線が集中しています。そんな洒落者達のわがままを叶え、さらに汎用性もプラスした最強アイテムが、言わずとしれたスポーツファッションの王道「ナイキ」の手掛ける「テック フリース」であります。
2013年よりローンチしたテック フリースコレクションは、「WARMTH WITHOUT WEIGHT」をコンセプトにした、文字通り「軽いのに暖かい」コレクションが特徴。アスリートの運動を研究し尽くした機能的なモノ作りは、快適なライフスタイルにこの上なくマッチし、リリース当初から注目を集め今や秋冬シーズンにおけるスポーティの鉄板定番に。そのルックスはご覧の通りミニマル。インパクト大なロゴモノを手掛ける一方で、ここまで洗練されたシンプルなアイテムは、大人必携の逸品と言えます。
ストレッチ入りで伸縮自在なジップパーカは、空洞を作り軽量化したスペーサー素材を両面に採用。フリース生地で仕上げることで、スペーサー素材の軽さはそのままに保温性を強化し、ドライな着心地もキープします。胸部分に配した同色のシームテープとロゴが、適度な光沢を持つのでマットなルックスの中にさり気ない艶感をプラス。シンプルと言えど大人らしい存在感を演出してくれるというわけ。
セットアップでの展開もあるので秋冬のランニングウェアとしても活躍必至。しかもコートやブルゾンとも好相性だから、カジュアルスタイルの今どきなアップデートにもオススメです。ラフな部屋着から都会派なスタイルまで、様々なシーンでの応用が利き、抜群の機能性まで加わる本作は、まさに最強じゃありません?
細すぎずゆるすぎないスタンダードフィットのシルエットは、ドライタッチも相まって着心地も文句なし。4パネルの立体的なフードは、顔を覆うため雨の日も難なくこなせる上にすっきりとしたラインを強調します。
袖部分にあしらったポケットは、シルエットに影響しないシームレス仕様。ランニング時には軽い収納として重宝間違いなし。シンプルなルックスに一役買っている、縫い目に合わせた隠しフロントポケットも見どころです。
両胸のシームテープと同素材のミニロゴは、夜間でも視認できるよう光に当たると反射する仕様に。ブランドらしさを強調しながらも、スポーツシーンでも活躍する配慮はさすが。
グレーとの2色展開でラインナップ。ミニマルなブラックとは一転し、ジップやポケット、パイピングをブラックで仕上げアクセントに昇華しています。とは言え、モノトーンでまとめているので、使い勝手の良さは損ないません。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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