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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

カローラ・クロスはマジで買い!? 気になる存在を考察します!

説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

ライバル視されるホンダ・ヴェゼルと比較してみると……

鳴り物入りで登場した感のあるトヨタの新型SUVであるカローラ・クロス。少なくともメディア的には盛り上がっている感じでしょうか。同社SUVのラインナップ上、ヤリス・クロスとRAV4の中間、クラス的にはC-HRと同じと考えて良さそう。

このクルマ、アジア圏では先行発売され、手頃なサイズと価格、トヨタブランドの信頼性が相まって、結構売れているらしい。そう聞いてトヨタ・タイランドのHPにアクセスしてみると、なかなかお洒落でカッコいい。で、凱旋帰国というべきか、この度第4のカローラとして日本デビューと相成りました。

ところが……。トヨタは日本仕様のデザインを大きく変えてきました。少なくとも印象としてはかなり違います。画像を見比べると、ヘッドライト形状は変わらぬものの、フロントバンパーとグリルはかなりやり替えた印象で、もはやカローラ兄弟に見えず。この点、好き嫌いという心理に大きな影響を与えそうです。

さて、そんなカローラ・クロスですが、最大のライバルとされるのが大人気のホンダ・ヴェゼルです。クラス的にはヴェゼルの方がちょい下なのですが、トヨタは戦略的価格でヴェゼルにぶつけてきた格好に。なんせFFのガソリンモデルのエントリー価格が199万円なのですから。新型車カローラ・クロスとはどんなクルマなのでしょうか?

【TOYOTA COROLLA CROSS】
ボディサイズ:全長4490×全幅1825×全高1620mm
ホイールベース:2640mm
エンジン:1.8L 直列4気筒

<ガソリン>
●価格 
FF:199万円~264万円
●エンジン(1.8L 直列4気筒)
最高出力:103kW(140ps)/ 6200rpm
最大トルク:170Nm / 3900rpm

<ハイブリッド>
●価格 
FF:259万円~299万円
E-Four:279万9000円~319万円9000円
●エンジン(1.8L 直列4気筒)
最高出力:72kW(98ps)/ 5200rpm
最大トルク:142Nm / 3600rpm
●フロントモーター
最高出力:53kW(72ps)
最大トルク:163Nm
●リヤモーター(E-Four)
最高出力:5.3kW(7.2ps)
最大トルク:55Nm

トヨタ カローラ クロス

 

外観を眺めてみるとそのサイドフォルムから、カローラ・クロスはラゲッジスペースを十分に備えたスタイルであることがわかります。カッコは確かに重要ですがSUVの機動力がライフスタイルのフィールドを広げてくれるのですから、やはり実用性は大切な要素です。

モデル構成はガソリン車がFFのみ。ハイブリッド車はFFに加え、後輪をモーターで駆動するトヨタお得意の4WDシステム(E-Four)を採用します。いわゆるフルタイム4WDと比べればカバーレンジが狭い印象ですが、雪国なら間違いなく後者が選ばれるでしょう。

次にホンダ・ヴェゼルです。単純に全長を比較するとカローラ・クロスより160mm短く、搭載するエンジンも排気量が約300cc小さくなります。デザインはまさにアーバンSUVといった印象です。

【HONDA VEZEL』 227万9200円~329万8900円
ボディサイズ:全長4330×全幅1790×全高1580(1590)mm
ホイールベース:2610mm
エンジン:1.5L 直列4気筒

<ガソリン>
●価格 
FF:227万9200円
4WD:249万9200円
●エンジン(1.5L 直列4気筒)
最高出力:87kW(118ps)/ 6600rpm
最大トルク:142Nm / 4300rpm

<ハイブリッド>
●価格 
FF:265万8700円~329万8900円
4WD:287万8700円~311万8500円
●エンジン(1.5L 直列4気筒)
最高出力:78kW(106ps)/6000-6400rpm
最大トルク:127Nm / 4500-5000rpm
●フロントモーター
最高出力:96kW(131ps)
最大トルク:253Nm

ホンダ ヴェゼル

 

カローラ・クロスの戦略的価格設定を除けば、ガソリン車でも実質的価格はイーブンです。そして、ホンダ・ヴェゼルのいいところは、そのガソリン車でも4WDが選べること。数的にはハイブリッド車が人気であり販売数も段違いなのですが、デザインコンシャスなモデルなのに意外と骨太なコンセプトで開発されているのです。

画像をご覧いただければわかるように、ホンダ・ヴェゼルの4WD機構の特徴は、前部のパワーユニットからプロペラシャフトで機械的に後輪へ駆動力を伝えているところにあります。カローラ・クロスの4WDはあくまで低速域をカバーするためのもので、走破性能のタフネスさはヴェゼルに軍配が上がります。

まあ、どちらがいい悪いではなく、乗る方の使い方次第で選ぶべきかと思います。もしも、「タダで好きなモデルをあげるよ」といわれたら、皆さんは何を選びますか? 私はカローラ・クロスならハイブリッド車のFF、ヴェゼルならガソリン車の4WDをいただきます。

最後に実際の購入方法を考えてみます。現在の主流はやはり下取り保証を設定した残価設定型ローンとなるでしょうか。一般的なオートローンと比較して金利上も有利なことが多いですから。その分、オプション装備で充実させることも可能となります。

ただし、カローラ・クロスをお買いになる方はご注意を。トヨタSUVはラインナップが充実していますから、オプション装備を欲張るならひとクラス上のRAV4 が射程圏内に入るかもしれません。欧州では2022年モデルのRAV4アドベンチャーが既に発表済み。まるで日本仕様のマイナーチェンジか? と思える精悍さ。コチラの情報も胸に留めておいてください。

Text:Seiichi Norishige



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