ファッション業界で最近注目を集めているワードの一つが「レトロ感」です。どこか温かな懐かしさを感じさせる良い意味での「古さ」が魅力ですよね。もちろん足元にもレトロ感を取り入れたいもの。各メーカーもそんな人々の気持ちに答えてか、続々とレトロを感じさせるスニーカーを発売しています。
今回はそんな、今欲しいレトロ顔の新作スニーカーをご紹介。 レトロ感と最新技術を用いた「今風」が共存するスニーカーたちは垂涎ものですよ！
アディダス「スタン・スミス」
一つ目は、アディダスの「スタン・スミス」です。
１万3200円／アディダス（アディダスお客様窓口）1970年代から現在まで基本のスタイルは崩さずデザインを少しずつ変えながら愛され続けてきた名作ですが、今回登場した新作もフォルムはそのままにクラシックな雰囲気が漂う一足となっています。
注目すべきはヒールタブ。色鮮やかな緑と黒の細いストライプがレトロを感じさせます。その上に白で刺繍されたアディダスのロゴも洒落ていますね。
今らしさは二つも盛り込まれています。
一つはシュータン（ベロ）にあしらわれたヒールタブのストライプと同色のロゴネーム。「STAN SMITH」と記されたこのロゴは今回新たにデザインされたものなのです。ポップで軽快な印象を受けますね。
もう一つは、リサイクル素材で作られていることです。環境に配慮し、バージンポリエステルの使用禁止を進めているアディダス。このスニーカーに使われている「プライムグリーン」と呼ばれる素材もリサイクルポリエステルなのです。
サステナブル素材なのに、まるでレザーのような質感が実現されているのも最新技術のおかげかもしれません。
デザインを見ても、ヒールタブやシュータンの鮮やかさがシンプルな全体の中でアクセントになっていることがわかります。白を基調としているため色々なコーディネートに合わせやすいこのスニーカー。さりげないオシャレが叶うので日常使いにぴったりです！
グッチ「グッチ テニス 1977」
二つ目は、グッチの「グッチ テニス 1977」です。
９万3500円／グッチ（グッチ ジャパン）グッチの過去作からインスパイアされたテニスシューズを基にデザインされました。ハイカットタイプとローカットタイプのラインアップが存在します。
本体カラーがダークグレーと落ち着いた色合いなので、秋冬にも大活躍間違いなしのこのスニーカー。赤と青のラインや内側に見える緑、ほんのりベージュの紐と、色合いからレトロでオシャレなのが魅力でしょう。タグデザインにも注目したいところです。
おなじみのGGモチーフは本体とラバーソールにしっかりと盛り込まれています。モチーフの色は本体へ刺繍されたものもラバーソール部分のものもグレーなので主張しすぎることがありません。大人はさりげなさを大切にしたいものです。
今らしいのは、こちらもリサイクル素材を使用しているところ。漁網や廃材から作られた再生ナイロン糸を利用しています。他にもオーガニックな原料を使用しているなど、徹底的に環境に気を遣った逸品となっています。
８万8000円 ／グッチ（グッチ ジャパン）スポーティーなイメージが強いスニーカーですが、グッチの場合はむしろ逆でしょう。ナイロンの上質なツヤと洗練されたデザインはカジュアルスタイルを一気にエレガントに引き上げる力を持っています。このスニーカーこそ、遊び心と上品さを求める素敵な大人にふさわしいと言えそうです。
ダークグレーは白色と同じく使いやすい色。デニムなどに合わせるのもオススメですよ！
いかがでしたか？
トレンドのレトロ感と今らしさが取り入れられたスニーカーを履いて、オシャレを楽しみたいですね。
Text: FORZA STYLE
【問い合わせ】
アディダスお客様窓口 0570-033-033
グッチ ジャパン クライアントサービス 0120-99-2177
