モノのリサイクルが叫ばれている今。要らなくなったものを捨てるのではなく、他に必要としている人たちに向けて販売するサービスの利用者がどんどんと増えてきています。中古シューズの場合、フリマアプリだけでなく、ヴィンテージショップでも取り扱われていることがしばしば。買ったことがあるという方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、スニーカーは新品にしか興味がないという人がいるのも事実。今回は、ヴィンテージを購入したことがない人にも分かるよう、中古スニーカーのメリットデメリットを比較していきたいと思います。オシャレ上級者こそこぞって購入するヴィンテージシューズの魅力が伝われば幸いです。
メリット① 新品より安い!
ヴィンテージの魅力といえば、新品のものより安く買えることが挙げられます。もちろん、商品によってはプレミア価値がついて高価になっているものもありますが、たいていのスニーカーは新品より非常にお買い求めやすくなっています。
そのため中古で買いたいのは、ハイブランドのスニーカー。新品だと躊躇してしまう値段のものが中古だと破格の値段になっていることも。スニーカーをたくさん所持したいという方はコストカットも出来るので新品を見る前に中古スニーカーもチェックしてみるとよいかもしれません。
メリット② 人と被らない運命の一足に出会える!
ヴィンテージの販売ショップやサイトを見ていると、時に激レアスニーカーや、もう新品では販売していない一点ものに出会うことがあります。この機会を逃すと二度と手に入らないかもしれない代物かもしれません。そんなスニーカーとの運命の出会いもまたヴィンテージにハマる理由の一つ。
ファストファッションのオシャレももちろんいいですが、誰とも被らない自分だけの運命の一足を見つけ出し、一生履き続けるのも素敵なことです。
トレンドが過ぎたらもう履かないのではなく、流行に関係なく一生履くことのできるスニーカーをヴィンテージから探し出してみてはいかがでしょうか?
デメリット① 商品が不衛生な場合も
中古であるため、前の使用者がどの程度スニーカーを掃除しているかわからないことがあります。信頼できる取扱店で購入し、商品説明欄に「状態良 消毒殺菌済み」などの表記がある場合は心配ないのですが、素人出品者からの購入の場合、どこまで綺麗にして出品しているのかわからないため注意が必要です。
知らない人が履いた靴をそのまま履くのは抵抗がありますよね。手間はかかりますが、自分のもとにスニーカーが届いたら、まず初めに洗浄や消毒することをお勧めします。
デメリット② サイズがない
中古ということで、丁度いいサイズが販売していないケースもあります。デザインが気に入ったものをサイズで諦めなければいけないのは悔しい限りです……。
一般的に、スニーカーは靴のジャストサイズより0.5㎝ほど大きいものを選ぶと良いと言われています。まず、靴のジャストサイズというのは「足のかかとから親指の先までの長さ+1㎝」と言われています。それよりも0.5㎝上のサイズを選ぶということで、随分大きいサイズのスニーカーを選ぶことになると驚く方もいると思いますが、ジャストサイズで購入すると足の横幅が若干きつく感じる場合が多いんです。そのため、少し大きめの方が履きやすく感じることがあります。
もしも普段履いているサイズで販売していなかった場合、0.5㎝大きいものも探してみてください。もしかしたらちょうどいいサイズのものが見つかるかもしれません。
いかがでしたか? 新品のスニーカーにはないヴィンテージの魅力が伝わっていれば幸いです。新品と中古を場合によって使い分けて、コスパ良くスニーカーをコレクションしていってくださいね。
Text: FORZA STYLE