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FASHION こじラグ

【世界的メゾンも認めた】 日本の宝、山栄毛織の4代目が満を持してスタート

自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

イージーパンツなのに上品で、一度穿いたら病みつきです!

さて、233回目は、久々にエルメス以外で ハクロ(Hakuro)のパンツです。

2021年春夏が1stシーズンのデビューコレクションなので、まだ認知度は高くないかと思いますが、バッググラウンドがスゴい。

1915年に尾州で創業して日本の毛織物産業を牽引してきた山栄毛織、その4代目である山田和弘さんが、テーパードとワイドのイージーパンツ2型のみ6種の生地で展開をスタートさせたブランドなんです。

ちなみに、ブランド名のハクロは 白鷺(しらさぎ)のこと。山田さんが育った土地には、いつも白鷺が凛と佇んでおり、そんな白き鳥とともに世界という新しい空へ飛び立とうとするアツい想いが込められています。

 

 

山栄毛織の山田さんと言えば、赤峰先生と工場にお邪魔させて頂いたり、谷中がゾッコンなカンタータ(cantate)の生地作りをかつて動画で紹介していますが、じつは世界的なあのメゾンブランドの生地なんかも多数手掛けているスゴいヒト!

そんな山田さんが満を辞してスタートさせたブランドと言われたら、チェックしないわけにはいきませんでした。

テーパードとワイドの2型あったんですが、迷わずワイドをチョイス。ここ最近は、どこのパンツを見ても 往年のボンタンのようなテーパードばかりだったので、あらためて かなり新鮮です!

校風が自由だった高校時代、ラルフ ローレンのBIG SHIRTに バカみたいに太いドカン穿いて、アディダスの「キャンパス」やプーマの「クライド」、エアウォークの「エニグマ」で学校行ってたのを思い出しました。

山田さんが手掛ける生地は本当に素晴らしく、世界でもココでしか作れないレベルのものばかりなんですが、今回は6種類の中からウール シルク モヘヤを選んでみました。

ハリとコシに加えて、ドライ感もある風合いは 湿度の高い日本の夏にピッタリ!

余計な装飾もなくシンプルなデザインなので、とくに生地の良さが際立っていますし、ウエストはドローコードを配したイージーパンツで楽なのに、上品な光沢があるのでエレガントに穿けます。

価格は税込みで4万円ほどですが、大した生地を使っていないのに同じくらいか、それ以上高額なインポートのパンツに比べたら 雲泥の差。

触れて穿いてみたら、他のパンツとの違いを実感できると思います。

いま同じものが残っている可能性は低いんですが、すでに2ndシーズンである2021年秋冬が立ち上がって、 BIOTOPや WILD LIFE TAILOR、ユナイテッドアローズ 六本木など各取扱店舗には新作が並んでいると思われますので、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょう?

僕はすでに、梳毛のカシミアで仕立てた「alashan cash」を全色 清水ダイブしちゃったんですが、その話は また別の機会にでも。

Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka



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