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WATCH 【腕時計羅針盤】

【ヴァシュロン、カルティエ、IWC】ドレスカジュアルな腕時計6選の後編。

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皆さん、こんにちは。

腕時計羅針盤、RYです。

いよいよ秋も入り口ということで、今回も前回に引き続きインスタグラムの#腕時計魂のポストから、オンオフ使いやすい、ドレッシーかつカジュアルな時計”ドレカジ時計”を6本ピックアップして紹介したいと思います。

今回は後半の3本です。それではいってみましょう!

1. ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックス

@keiwatch1さんの#腕時計魂のポストより

1本目は、ヴァシュロン・コンスタンタンのフィフティーシックスです。

ヴァシュロン・コンスタンタンといえば、世界三大時計ブランドに数えられ、極めて美しく質の高い時計作りから「ジュネーブシール」を数多く獲得しているブランドです。

2018年に登場したこのフィフティーシックスは、ジュネーブシールをあえて獲らないという大胆な方針のもと戦略的価格で売り出され、世界中で大きな話題を呼びました。

ジュネーブシール未獲得でありながらも、そのムーブメントの仕上げは名門の名に恥じない美しさを持っています。

「デイリーエレガンス」というコンセプト通り、アラビア数字とバーの混合インデックス、デイト表示機能、傷に強いステンレス製ケースなど、日常生活で使いやすいデザインと機能を備えており、オンオフ使いやすいでしょう。

サイズは40mm、厚さ9.6mmと袖の下にもスッと収まるプロポーションで、長袖シーズンで嬉しいサイズ感です。

内側と外側で異なる表情を見せる文字盤、過去の名作にルーツを持つケースデザイン、22金のローターと美しいムーブメントなど、比較的手の出しやすい価格でありながら、これだけ所有感の高い豪華なパッケージングはさすが世界三大時計の技だと思います。

オンオフ使いやすく、かつ世界三大時計というハイステータスなブランドの入り口の時計としても非常におすすめの一本です。

2. カルティエ サントス・ドゥ・カルティエ

@ut_watch.1989さんの#腕時計魂のポストより

2本目は、カルティエのサントス・ドゥ・カルティエです。

カルティエのサントスは、1904年に誕生した世界で初めての本格紳士用腕時計であり、非常に歴史的意義の深い時計です。

当時の飛行家サントス・デュモンの為に「飛行中でも見やすい時計」として、ルイ・カルティエが今日の腕時計の基礎となるデザインを考案し、この時計は誕生しました。

ライト兄弟が、世界で初めての有人動力飛行に成功したのが1903年ですから、当時の飛行機は戦争に使われるようなものではなく、まさに人類の夢を体現した冒険のための乗り物だったと想像します。

そのためか、このサントスは、後に登場するパイロットウォッチのような無骨な雰囲気はなく、それどころかどこか高貴でエレガントな雰囲気さえ纏っていました。

誕生から100年以上経った今、サントスシリーズの中でも様々な機種が生まれましたが、この「サントス・ドゥ・カルティエ」は100m防水やチェンジャブルブレスレット機能など、非常に使いやすいスペックを持ち、スポーティな時計に仕上がっています。

しかし一方で、カルティエらしいドレッシーでエレガントな雰囲気は健在で、絶妙なバランスを実現しており、オンオフで着用できる守備範囲の広さが魅力的です。

まさに飛行服からタキシードまで着こなしていた、サントス・デュモンのように、これ一本で様々なTPOに合わせることができる極めて実用的な名作時計に仕上がっています。

3. IWC ポルトギーゼ オートマティック40

@__ton_ton117さんの#腕時計魂のポストより

3本目はIWCのポルトギーゼ オートマティック40です。

ポルトギーゼといえば、長らくクロノグラフ機能付きのものが中心でしたが、2020年にクロノグラフを廃したクラシカルなスモールセコンドモデルであるオートマティック40が誕生しました。

元々ポルトギーゼは1939年に、ポルトガル商人の「長い航海でも精度を保てる時計が欲しい」という要望に応えるため、懐中時計用のムーブメントを用いて腕時計を作ったことから誕生しています。

クロノグラフをなくしたことにより、オリジナルのポルトギーゼに近づいたことを歓迎する人も多いでしょう。クロノグラフモデルも引き続き販売しているので、選択肢が増えたのは喜ばしいことですよね。

なお、クロノグラフモデルがケース径41mm、厚さ13mmなのに対して、スモールセコンドのこちらのモデルはケース径40.4mm、厚さ12.3mmと若干小さく・薄くなっています。

クリーンになった文字盤、優美なリーフ型の針、丸みを帯びたアラビア数字、日付表示なし等が、どこか余裕のある柔らかい大人を演出してくれる時計です。

ビジネスも遊びも余裕を持って接したい方にぴったりな時計だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は秋に重宝する”ドレカジウォッチ”6選のうち、後半の3本をピックアップさせて頂きました。もう一度まとめると、

1. ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックス
2. カルティエ サントス・ドゥ・カルティエ
3. IWC ポルトギーゼ オートマティック40

でした。

いずれも、ブランドや歴史的背景がしっかりしており、長くタイムレスに愛用できる時計です。

なおかつドレッシーかつカジュアルさも備えたオンオフ使いやすい時計なので、一本持っておくと重宝すること間違いなしです。

今回の内容が皆さんの参考になれば幸いです。

それではまた!ありがとうございました!



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