季節を問わず大活躍のスニーカー。革靴などのクラシカルなものと比べるといろいろな場面で活躍することもあり、もはや集めすぎてコレクターのようになってるという方も多いのではないでしょうか。
とはいえ一口にスニーカーといえどもその種類はとても豊富。「違いがあるのは知ってるけど今更聞くのもなあ」とお悩みの方々に、本日はスニーカーの基本のキを解説しちゃいます。
まずはハイテクスニーカーとローテクスニーカーの違いから。
「スニーカーの高さが違いじゃないの?」とのお声も聞こえてきそうですが、実はハイテクスニーカーとハイカットは全くの別物。
ということで、本日はハイテク、ローテクスニーカーについて解説しつつそれぞれどんなコーデが一番キマるのかご紹介しちゃいましょう!
ハイテクスニーカーコーデ
ではまずハイテクスニーカーとはいったい何なのか? ということですが、代表的なものとしてはナイキのエアマックスが挙げられます。
クッション性に優れ、ランニングやスポーツに向いているもののほとんどはハイテクスニーカーと呼ばれます。しっかり足にフィットするように設計されており、長距離を歩く方やちょっとした運動が好きな方にお勧めですね。
コーデポイント
気になるハイテクスニーカーコーデですが、きちんとした全身コーデに対する外しアイテムや、抜け感を出すために活用されることが多いです。
またローテクスニーカーに比べて「ハイテク感」を出す為に明るめな色使いや派手なカラーを多用していることが多く、スニーカーが主役なコーデを作りやすいという特徴もあります。
なので全身モノクロでまとめ、足元だけ明るくハイテクスニーカーで爽やかに、なんてのも夏にぴったりでとってもおすすめです。
休日のお出かけに抜け感を出したコーデにしたかったのに、意外と無難にまとまってしまった……なんてことってあるあるですよね。そんな時はハイテクスニーカーに足元だけ変えてみるのも1つの手かもしれません。
ローテクスニーカーコーデ
では次にローテクスニーカーについてです。こちらはハイテクスニーカーよりも明確な定義はなく、ハイテクスニーカーの対義語として使われることもしばしば。
代表例としてはコンバースなどがローテクスニーカーに当てはまります。スマートでどんな格好にも合わせやすいスニーカーですが、確かにあまり運動やランニングのイメージはないですよね。
そんなローテクスニーカーのおすすめポイントはなんといってもファッション性! キャンパス地やレザーで作られているものが多く、コーデの際にも素材から合わせやすいのが特徴です。ただしその分大雨の時などは浸水してしまいやすいので、防水加工が施してあるものを選んだり防水スプレーを使ってみるなどの工夫をしてみてくださいね。
コーデポイント
カジュアルにしつつもクラシカルな印象を出しやすいのがローテクスニーカーの特徴です。カラーも原色より淡い色やモノトーンが用いられがちなイメージがあるかと思います。
なので全身コーデとしては、スニーカー以外のトップスやパンツに注目させたいときにもってこいです。せっかくトップスにお気に入りのブランドTシャツを着ても、足元が派手なせいでなんとなく散らかった印象になってしまっては勿体ないですよね。
洋服を目立たせたいときはハイテクよりもローテクのスニーカーを合わせて程よく上品にまとめるのがコーデのコツです。
さらにローテクスニーカーの嬉しい特徴としてはコーデ次第で脚長効果が狙えるなんてことも。パンツのカラーとスニーカーのカラーを同じにすることで脚が長く見える、というのは有名な話ですが、それもスマートなローテクスニーカーの方が効果抜群なんです。
ハイテクスニーカーは見た目が華やかな分、視線が足元に集まってしまいがち。足を長く、すらっと見せたいときには視線を上にあげた方が良いのでローテクスニーカーはとってもおすすめなんです。
ハイテクスニーカーとローテクスニーカーの特徴やコーデのポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
どちらもしっくりくる全身コーデをキメる時には欠かせないアイテムだと思うので、良かったらお気に入りのローテク・ハイテクスニーカー探しをしてみてくださいね。
Text: FORZA STYLE