夏の着こなしにTシャツは定番中の定番ですが、ついつい無地のものを着てしまうこと、ありませんか?
ふと周りを見渡せばみんな自分と似たような格好している……なんてことも充分にありえます。かといって、目立つのはなんか違う。
そこで今回は、無地ではないのに悪目立ちしないTシャツの着こなしを、3つのポイントに絞ってご紹介します。
1.英字Tシャツはワントーンコーデが正解
英字Tシャツは、着こなし次第でお洒落にもおダサにも転ぶ、ある意味「すごい」アイテムです。
そんなときはセットアップ風にしてワントーンコーデとして着こなしましょう。
干場編集長のような紺系のTシャツであれば、より効果テキメン。全身白で着る場合は、ベルトやカバンや靴で黒のアイテムを入れるとまとまりますよ。
英字Tシャツをお洒落に着こなすのに、夏は最適の季節です。色の系統を揃えてスタイリッシュにまとめれば、デートでも十分に活躍してくれますよ。
2.デザインが一部だけにあしらわれているものを選ぶ
ロゴはちょっと……。かといって総柄にも抵抗があるという方は、デザインが一部だけにあしらわれているものを選ぶことにシフトしてもいいかもしれません。
白地に黒のイナズマのデザインが入ったこのTシャツですが、全然野暮ったくないのは、
1.イナズマの大きさが不規則
2.デザインが首元だけに限定されている
この2点が理由です。
デザイン次第では、柄モノのTシャツは十分大人にも似合うわけです。このコーディネートの場合も、濃い色のジーンズとよく合っていますよね。
それでは、柄が全面にあしらわれているものは避けるべきなのでしょうか? これは次で解説します。
3.総柄Tシャツは、小物でバランスをとる
柄が全面にあるもの、規則的なものはオトナには似合わない、なんてことはありません。
比較的取り入れやすい柄といえば「ボーダー」ですが、ともすると子どもっぽく見えてしまう理由、みなさんはわかりますか?
©Getty Images
これはズバリ、Tシャツの柄が悪目立ちして全体のバランスが悪くなるからです。他のアイテムがシンプルでさっぱりしているといいますか……。たとえば、夏休みに虫取りに行くTシャツ短パンの小学生を思い浮かべるといいかもしれません。
上の男性のように、シックで印象的な小物を活用することで野暮ったさを解消できます。「ちょっとキザ過ぎるよ」と感じるようでしたら、ハットだけ被ってみる、襟元にチーフだけ加えてみるなど、ワンポイントだけに絞っても十分です。全体のバランスがとれ、着こなしがぐんと垢抜けて「お洒落な人」印象を与えることができます。
いかがでしたか? 無地Tシャツに走ってしまう気持ちに120%共感しながらも、「無地ではない」Tシャツを着こなすポイントを解説してみました。夏の装いをグレードアップさせる無地以外のTシャツ、ぜひ試してみてくださいね。
Text: FORZA STYLE