ブライトリングの新作「スーパークロノマット」が胸アツすぎる。注目点はココ！

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2021.8.11 0

ブライトリングの2回目は「スーパークロノマット」。その名のとおりに「クロノマット」の新しいコレクションです。

「クロノマット」はイタリア空軍のエアロバティックチーム「フレッチェ・トリコローリ」のために開発されたモデルがオリジナル。1983年に正規採用となり、その翌年のブライトリングの創業100周年である1984年に「クロノマット」と名付けられ市販化されました。

ちなみに「クロノマット」＝「Chronomat」というのは「Chronograph」（クロノグラフ）と「Mathematics」（数学）を合わせた造語。そもそもは1942年にブライトリングが開発した世界初の回転計算尺付きクロノグラフのために考案された名前で、「クロノマット」はその革新的高機能によりブライトリングの名をよりいっそう世界に広めることとなった。

だからそんな名作の名を与えられた新生「クロノマット」は、つまりは1980年代のブライトリングにとっての特別重要な自信作であった、ということです。

さて。そんな「クロノマット」が昨年リニューアルしたのは既報のとおり。新型「クロノマット B01 42」は「1980年代のクロノマット」をテーマに1980年代のデザインに原点回帰したのが特徴。ルーローブレスレットや、ライダータブの復活もファンにはうれしいチャームポイント。ケース径を44ｍmから42mmに小型化したのも注目点でした。

今回、新登場した「スーパークロノマット」は同じく1980年代のデザインを踏襲。ルーローブレスレットやライダータブもそのまま採用。そしてケース径が44mmの大型になったのが注目点です。

「クロノマット B01 42」は42mmに小型化されて「着けやすくなった」と好評だった反面、かつての44mmの大型ケースを惜しむ声も少なくなかった。あの迫力あるサイズ感が「格好いい」というのも事実ですからね。ですから「スーパークロノマット」は、そういう根っからのブライトリングファンには「待ってました！」という存在になるはずです。

ラインナップは「スーパークロノマット B01 44」と「スーパークロノマット 44 フォーイヤーカレンダー」の2種。

前記のように、ルーローブレスレットとライダータブがうれしいポイント。ライダータブは「15」と「45」を入れ替えカウントダウン仕様にすることが可能で、時計好きなら一度はやってみたくなる通好みな機構。

また、新しく登場したルーローブレスレットを模したラバーストラップも魅力的。ベゼルにセラミックを使用したのは「クロノマット」のシリーズで初です。

「スーパークロノマット B01 44」は自社開発ムーブメント「Cal.01」搭載のクロノグラフモデル。わけても大注目が久々に復活したUTCモジュールで、ルーローブレスレットとの組み合わせは本当に久しぶり。UTCモジュールの防水性能がこれまでの100mから、時計本体と同じ200mにアップデイトされたのも特筆点です。