挙式の際の参考に、いかが?
以前より大好評の「世界のセレブ通信・王室編」。
世界には約200の国があるなかで、皇室など王室制度を持つ国はわずか28か国しかないってご存知でしたか? 特に日本の皇室は、世界最古の歴史を持っていることを知らない人も多いのではないでしょうか。
今回はヨーロッパ諸国のロイヤルウェディングをご紹介します! ウェディングドレスから式のマナーまで、宗教や文化の違いが出るのがロイヤルウェディング。プリンスやプリンセスの晴れやかな表情も一緒に楽しんでくださいね。
1.イギリス王室
世界で最も注目を浴びるといっても過言ではないイギリス王室のロイヤルウェディング。特に1947年のエリザベス女王とフィリップ殿下の婚姻以降は、パレードの様子などが世界中で報道されています。
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まずはエリザベス女王の孫であるユージェニー王女&ジャック・ブルックスバンクカップル。2018年にウィンザー城にて7年間の交際ののち結婚。今年の2月には第1子も誕生しました。
ウェディングドレスとしては露出少なめ&無地というシンプルさが特徴的ですよね。袖が長いのも日本の結婚式ではあまり見られないイギリスらしさが出ています。
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お次はレディ・ガブリエラ・ウィンザー&トーマス・キングストンカップル。レディ・ガブリエラ・ウィンザーはエリザベス女王のいとこであるマイケル・オブ・ケント王子の長女。2019年に結婚しました。
こちらは総レースのエレガントなウェディングドレス。ユージェニー王女同様、袖が長いのが特徴的ですね。イギリスの寒い気候や、王族として国民に姿を見せるための配慮かもしれません。
イギリスのロイヤルウェディングは、ウィンザー城で式が挙げられることが多いんです。ウィンザー城で挙式をしていないのはエリザベス女王&フィリップ殿下カップル、ウィリアム王子&キャサリン妃カップルが挙げられます。ちなみにこの2カップルはいずれもウェストミンスター寺院で挙式しています。
2.スウェーデン王室
世界一の美形王室と名高いスウェーデン王室。オープンマインドから、民間出身のお相手との結婚もしばしば。
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こちらはイケメン王子として知られるカール・フィリップ王子&ソフィア妃カップル。カール・フィリップは現国王カール16世グスタフの長男であり、ヴィクトリア皇太子の弟です。
ソフィア妃は元モデルで、2人の出会いはクラブなんだとか。まさに美男美女カップルです。ソフィア妃の華やかさに似合うレース仕立てのウェディングドレスは、女性の憧れですね。
スウェーデン王室のロイヤルウェディングの会場は、ストックホルム宮殿のロイヤルチャペルかストックホルム大聖堂が多いようです。
3.スペイン王室
フランスの絶対王政で有名なブルボン朝の分家であるスペイン=ブルボン家が現在も君臨するスペイン王室。
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こちらはスペイン現国王フェリペ6世&レティシア妃カップル。2004年に結婚し、2女をもうけます。2014年に国王に即位しました。
厳かな雰囲気漂う結婚式の様子ですが、なんといってもレティシア妃の襟を立てたスタイルのウェディングドレスが気になるところ。また、袖先も広くなっているのも特徴的ですよね。天然のシルクで作られているそうですよ。襟や袖、裾の刺繍も煌びやかで素敵です♡
ちなみに前国王のフアン・カルロス1世&ソフィア妃の挙式会場はなんとギリシャ。これはソフィア妃が元々ギリシャ王女であることに由来しているそう。情熱の国・スペイン。愛のためなら奥さんの祖国で挙式しちゃう男らしさがたまりませんね♡
4.モナコ公室
名女優グレース・ケリーの美貌が受け継がれるモナコ公室。
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幸せいっぱいオーラで手を繋いでいるのはピエール・カシラギ王子&ベアトリーチェ・ボロメオカップル。
ピエール・カシラギ王子はグレース・ケリーの孫、そしてベアトリーチェ・ボロメオはイタリア出身のモデルという、非の打ち所がない美男美女です。
シンプルだけど白糸の滝のようなデザインが特徴のウェディングドレス。モデルらしい抜群のスタイルにしっかり似合っていますよね。
スイスのベッラ島で挙式した2人。海が見える景色の中での結婚式は最高であったこと間違いありません!
いかがでしたか? 日本では肩とデコルテを大胆に魅せるビスチェスタイルが多いのに対し、ヨーロッパではあまり見せないデザインが多いですね。気候や体型など、国の色がよく出ていますよね。
ウェディングドレス、ロケーション……。女性にとっても、男性にとっても挙式する際の参考になったはずです。不定期連載の「世界のセレブ通信・王室編」。次回もご期待くださいませ。
Text:celebrity watchers☆MF