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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エコラグ」

前作は即完売! Ciseiの人気トートバッグのアレを替えて別注し、さらに使いやすく

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エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

イタリアのものづくり応援コラボの第2弾

昨年「Cisei(シセイ)」とのコラボでつくった「2Way Remote Shoulder」は、“ニューノーマル時代にふさわしいバッグとは?”というお題のもと、僕がコロナ禍の外出で必要最低限のものを持ち運べるように、フィレンツェにいるデザイナーの大平智生さんとリモートで一から取り組んだアイテムでした。

これが思った以上に好評で、あっという間にSOLD OUT。そのとき大平さんにものすごく感謝されて、彼の言葉を聞いた途端、熱いものが込み上げてきて……。気がついたときには涙がポロポロ溢れていたんです(苦笑)。もともと涙もろい性質ではありますが、今回のコロナ禍で僕たちが思っている以上に、イタリアのものづくり文化が脅かされているようで、現地の状況を聞くたびに胸が苦しくなります。

僕のスタイルに大きな影響を与えたイタリアのファッション産業には、いつまでも輝いていてほしい。だから、大好きなイタリアのために僕ができることなら少しでも力になりたいし、その国で頑張る友人を応援したいんです。

Ciseiとのコラボ第2弾は、MINIMAL WARDROBE別注のトートバッグ。今回は、Ciseiのベストセラーモデルの「FLAP TOTE」をアレンジさせてもらいました。このトートは背面からつながる一枚革でつくられる大きなフラップが特徴で、フラップを中に入れるとシンプルなトートに早変わりします。大きさは「0981(中)」と「0983(大)」の2サイズ。色は黒一色の展開です。

オリジナルモデルでは、アイコンともいえる尾錠がゴールド色なのですが、多くの人に使ってもらって、質の高いものづくりを貫くCiseiの素晴らしさを感じてほしいと思い、シルバー色に変更しました。というのも、ゴールドはお洒落上級者向きな感じがして、フツーに合わせるのはちょっと難しいかなと思ったんですよね。

ほら、ベルトのバックルや時計ケースも、シルバーの人のほうが圧倒的に多いじゃないですか。だから、ここを変えるだけでも使い勝手や、印象が大きく変わるかなと……。FLAP TOTEは完成度が高いデザインゆえ、今回はあまり手を加えずにMINIMAL WARDROBEらしさをプラスすることを心がけました。


0983大(W45×H33×D20㎝)14万1000円
0981中(W40×H30×D17㎝)13万7500円
/ともにCIsei(MINIMAL WARDROBE)

【問い合わせ】
MINIMAL WARDROBE

Photo:Ikuo Kubota(OWL)
Text:Toshiaki Ishii



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