昇天級の着心地を追求した、夏のSTAY HOMEスタイル
いよいよTOKYO 2020がスタート。開会式でいきなり大号泣。僕の大好きなミスターこと、長嶋茂雄さんが登場! 王貞治さん、松井秀喜さんの国民栄誉賞を受賞した3人で歩き、さらに松井さんに体を支えられながら長嶋さんがゆっくり一歩一歩前に進んで、うれしそうに聖火を見つめて笑顔を浮かべる姿。いや〜、泣けました。ドローンの地球も凄かった!!!
オリンピック開会式、ここまで来るのにいろいろ本当に大変だったと思いますが……日本らしくて素晴らしかったです。世界各国の選手の皆様、関係者の皆さま、頑張ってくださいね。応援しています!
アイテム
パーカ/+CLOTHET
Tシャツ/+CLOTHET
ショートパンツ/+CLOTHET
サングラス/FIXER
時計/ブライトリング
スニーカー/ニューバランス
とはいえ新型コロナの感染拡大は変異株の流行もあり、いまだ収束の気配はなし。この夏もさまざまな矛盾を抱えながら過ごすことになったわけです。どこにも行けないストレスはもはやマックスとはいえ、その状況下で心地よく暮らす知恵を絞るしかないと……。
ミーンミンミン♪ ツクツクホーシ♪ ジージー♪ 梅雨が明けたと思ったら、いきなり夏全開! 照りつける太陽に、セミの声。汐の匂いに、ビキニの日焼け跡。山達、サザンもいいけれど、TUBEの「あー夏休み」みたいな夏の日はいつ来るのでしょうか?
誰に披露する予定もなく、自宅のお風呂でビブラートを効かせながら前田さんの歌まねをしています。せめてカラオケに行きたいと思いながら、それも叶わず今日もひとり切なくTUBEメドレー……。
緊急事態宣言が続き在宅時間が増えると、もはやおうち時間をいかに快適に過ごすかが、いちばんの関心ごとになってしまいます。そこで、大人としての品格や洗練された雰囲気を残しながら、最大限リラックスできる着心地を追求したのがこのスタイル。
いつも着ている+CLOTHETのスビンプラチナムのTシャツを、スムースではなくマイクロパイル生地にしてもらい、さらにフーディーとショートパンツもつくってもらいました。
想像してみてください。ただでさえ気持ちのいいスビンプラチナムが、高級ホテルの上質なタオルのようなパイル地になったとしたら……。控えめに言っても、失神しますよね(笑)。
ここ最近のパターンですが、見た目的にエロサバのエロはなしです(苦笑)。でも、もし他人がこれに触れたら即、昇天してしまうでしょうね。
僕的には、こういうのをとことん着込んで、洗いまくってクタクタにして味わいを楽しむのが好みなんです。お気に入りの柔軟剤を入れて育てる過程も好きなんですよね(#柔軟剤好きとつながりたい)。
ここではフーディー、Tシャツ、ショートパンツのいずれも+CLOTHETのマイクロパイル地の商品。セットで揃えておけばコーディネイトも簡単なんで、僕は黒白で2セット購入して、モノトーンの組み合わせを楽しんでいます。
ここだけの秘密ですが、ショートパンツはあまりの気持ちよさに、アンダーウェアなしで穿くのが日課となってしまい、さらに買い足そうか思案中です。
で、ちょっと外出するときの足元ですが、着ているものが至極快適であるなら、靴もそうあるべきだと思うんです。そこで今回、選んだのがニューバランス「992」。
ニューバランスって扁平足矯正用のインソールに由来する医療用シューズを出自とするだけあって、履き心地が抜群なんですよね。かのラルフ・ローレン氏が「まるで雲の上を歩いているようだ」と絶賛したエピソードがあるほどですから。
だから、エロいのは自分が気持ちいいということに尽きますよね。着ているようで着ていないみたいな感じといえばいいんでしょうか。『全裸監督』? プープー(ほら貝の音)。ほら、素直な気持ちを表現してみたらいいんですよ。言葉責めって気持ちいい❤
今回のスタイルのキモは……。
●ただでさえ気持ちいいスビンプラチナムをパイル地に!
●セットアップで揃えておけばコーディネイトも簡単。
●コロナ禍におけるエロサバの“エロ”は、自分がいかに心地よいかに尽きる。
●山達もサザンもいいけれど、ちょっとくどいTUBEが好き♡
●新しい生活様式は、無理せず、油断せず、続けることが大切。
Photo: Ikuo Kubota (OWL)
Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba
最新刊となる7冊目は、いわゆる”ファッションの本”ではありません。性別問わず、誰しもが気になる人を惹きつける内面の魅力である色気の重要性。ファッション以前の人間的な、大事な部分について迫りました。色気があるとないとでは、仕事だけでなく、遊びや恋愛など、人生でのさまざまな局面が変わってきます。とはいえ、これと言った正解、とらえどころがないのが色気です。
異性を惹きつける性的な魅力が色気なのか? 髪型や体型、メイク、香り、ファッションなど外見をセクシーにすれば色気は出るのか? 肌の露出を高めボディタッチをすれば色気は出るのか? 逆に隠せば色気は出るのか? 雰囲気や仕草、目の表情、声に色気は宿るのか? はたまたダメ男やダメ女に色気はもたらされるのか? 上品な色気と下品な色気の違いとは? 男性が思う女性の色気とは? 女性が感じる男性の色気とは? 「色気力」とはいったい?
いろいろな経験をしてきたけど、まだまだ辿り着けない「色気力」。本書では、過去の失敗やコンプレックスを乗り越えながら学んだ「色気力」の正体に迫ります。巻末には、和文化総合プロデューサーであり、上品な佇まいからそこはかとなく「色気力」が溢れる美人エッセイストでもある森 荷葉さんとの対談「男と女の色気」もあります。お楽しみに!
あなたの基本を作り、周囲の人を心地良くさせるコツを紹介します。急速に変化する対人関係の在り方のヒントが満載の一冊です。ありがたいことに発売前から全国からたくさんの問い合わせをいただいております。ぜひ読んでいただけると幸いです。
「色気力」 (集英社文庫)
【エロサバ】-Hoshipedia
「エロサバ」とは、エロいコンサバの略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのに、なぜかエロく見えるスタイルのこと。例えば喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着ていて、メイクもナチュラルで抑制しているのに、不思議と色っぽく見えるスタイル。例えば、普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンの開け方や袖口のまくり方でSEXYに見えるスタイル。粗悪な素材でデザインが変わっているシャツでは駄目。上質な素材でベーシックなシャツだからこそ、崩して着こなしても上品さが保てるのです。男性で例えるなら、仕立てられたグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに黒の無地のネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのに、内側から大人の色気が香るスタイルのこと。